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裸の王様・流亡記 (角川文庫)
 
 
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裸の王様・流亡記 (角川文庫) [文庫]

開高 健
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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Amazon 価格 新品 中古品
文庫 ¥ 580  
文庫, 1960/05 --  

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商品の説明

内容紹介

幼児の絵画教育をテーマに子供のコンプレックスを砕き、自由に生き生きとした人間性を引き出すプロセスを描いた芥川賞受賞作【裸の王様】。秦の始皇帝の時代の一庶民を非情に描く【流亡記】。(村松 剛)

内容(「BOOK」データベースより)

無口で神経質そうな少年・太郎が、ぼくの画塾へと連れられてきた。太郎の父は画材会社を経営しているが、彼が描くのは電車やチューリップの絵ばかり。人間が1枚も描かれていないスケッチブックに彼の孤独を見たぼくは…。閉ざされた少年の心にそっとわけいり、いきいきとした感情を引き出すまでを緻密に描いた芥川賞受賞作「裸の王様」ほか3編。世間を真摯なまなざしで切り取った、行動する作家・開高健の初期傑作集。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 283ページ
  • 出版社: 角川書店 (1960/05)
  • ISBN-10: 4041242010
  • ISBN-13: 978-4041242018
  • 発売日: 1960/05
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 725,801位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sasuke
形式:文庫
 『GO』を著した金城一紀の本の中で言及されていた開高健『流亡記』。そして開高健『風に訊け』(集英社文庫)にあるのだが、「ずばり先生の厖大[ぼうだい]なる著作の中で一冊、何を推薦しますか」と問われて、「朝読むなら、『流亡記』。夜読むなら『夏の闇』。」と開高健自身が答えている。ということで、読まないとなーとずっと思っていた。
 この小説の舞台は秦の始皇帝の時代。万里の長城を建設するためにかり出された男が主人公の短編。匈奴に対して長城を築く秦は、まるでテロリストに脅えてペルシャ湾岸まで出かけて軍備配置してしまうアメリカの姿である。長城を建設しても守りきれるはずはなく、縦横無尽に走り回る匈奴。かり出された人々にとって万里の長城建設は、なんのためか、どこをめざしているかわからない徒労にすぎない。そこから免れるため、主人公は匈奴のいる砂漠に入っていく。
 そして「私たちの時代はもう久しく新鮮な上昇力に接していないのだ」ということばが心に響く。一匹狼のように生きていきたい。男の子の夢がここにある。男の子って、たいへんだな。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 足裏感覚の新鮮さ 2001/1/7
By カスタマー
形式:文庫
『裸の王様』といえば、泥の中に裸足で踏み入っていくとき、足の裏・指の間で感じる泥の粘性とぬくもりについての記述が印象的です。開高健の初期作品群は、脳の原始的な部分にじかに訴えてくるような官能的な描写が多くて、とても好きです。
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5つ星のうち 5.0 だれもが「裸の王様」 2007/10/11
形式:文庫
彼の作品を読もうとおもったのは、
アノ有名な『洋酒天国』の編集やトリスウイスキーのキャッチコピー
「人間らしくやりたいナ」の生みの親だから。

すばらしいコピーを生み出した昭和の偉人だ。

その時期に書いた小説「裸の王様」。

「ぼく」は子供を相手にした画塾を開いている。
「ぼく」の画廊にやってきた太郎は、画塾の他の生徒と交わろうとせず、いつも一人でいた。
そしていつまで経っても、自分から絵を描こうとしなかった。

そんな出だしから始まる物語はタイトルどおり、
アンデルセンの裸の王様と現代社会と被らせている。

だれもが「裸の王様」になっているとおもう。
もちろん私も。

半世紀前の作品であるにもかかわらず、
今読んでもまったく違和感がない。

よいものはいつまでたってもよいんだなと改めて感じました。
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