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裏庭 (新潮文庫)
 
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裏庭 (新潮文庫) [文庫]

梨木 香歩
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (45件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

昔、英国人一家の別荘だった、今では荒れ放題の洋館。高い塀で囲まれた洋館の庭は、近所の子供たちにとって絶好の遊び場だ。その庭に、苦すぎる想い出があり、塀の穴をくぐらなくなって久しい少女、照美は、ある出来事がきっかけとなって、洋館の秘密の「裏庭」へと入りこみ、声を聞いた―教えよう、君に、と。少女の孤独な魂は、こうして冒険の旅に出た。少女自身に出会う旅に。

内容(「MARC」データベースより)

おじいちゃんが話してくれた、近所のバーンズ屋敷に伝わる裏庭とは…。弟をなくした少女の魂の孤独な冒険。ナイーブながらも弾力ある心の在り様を描く、重層的ファンタジー。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 412ページ
  • 出版社: 新潮社 (2000/12)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4101253315
  • ISBN-13: 978-4101253312
  • 発売日: 2000/12
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (45件のカスタマーレビュー)
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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 登場人物一人一人が気になります。, 2001/1/3
レビュー対象商品: 裏庭 (新潮文庫) (文庫)
「りかさん」「からくりからくさ」と続けて読んでみました。ほかの2作と同様、この作品でも、登場人物(この現実の世界とシンクロしているもうひとつの世界の住人も含めて)がとても気になる人(もの)ばかり。みんなそれぞれ目に見えない傷を抱えて(もう一つの世界では、それが目に見えるのですが)生きていて、どうやったらもっとうまく生きていけるのか途方にくれている気がします。その傷がもうひとつの世界をこの世にひきつけるのでしょうか。読んでいるときよりも、読んだ後、一人一人の登場人物のことを思い出しては『これはこういう意味だったのかなあ?』と考えさせられるような、そんな本でした。
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47 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 傷を隠していませんか?, 2003/5/9
レビュー対象商品: 裏庭 (新潮文庫) (文庫)
誰にでも触れられたくない過去がひとつは傷となって残っているはずです。それを無理に薬をつけて直そうとしたり、鎧を着てごまかしたりしないでいいと、この本のなかでとあるおばあさんが言っています。
この本の中心は多分誰もがもっている「傷」から始まり、そして「傷」で終わっていると私は思います。

その傷こそが「裏庭(バックヤード)」であって、誰にも見えぬよう隠され、誰もがもっているものなのでしょう。それを利用して、自分自身をどう成長させるかはその人しだいです。
傷に振り回されずに、傷をうまく育てて、自分だけの人生の庭をつくっていくことについてきっとこの本は教えてくれるでしょう。

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23 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 すこし恐ろしい、家族を想うファンタジー, 2000/12/5
By カスタマー
これは子供でも大人でも楽しめる一冊だと思います。子供にとっては見知らぬ世界での冒険、大人にとっては家族、血というものが持つあたたかなもの、懐かしいものを感じるが故に。

照美は弟を失ってから、母の愛情が自分に向いていないことをうすうす感じていた。そして、昔からいわくつきの洋風屋敷、バーンズ屋敷を訪れる。だれもいないはずなのに、感じる何かの気配。やがて照美は大鏡の前である呪文を口にする・・・「Tell Me」

照美は不思議な世界へ迷い込む。遠くで礼砲が鳴る、まるで死を待つかのような世界。スナフキンに似た青年、スナフとともに世界を巡るうち、照美はこの世界の秘密、スナフの正体、そして家族のぬくもりを知る・・・。

ただきれいなだけではない、恐ろしさを持った異世界が魅力的。底辺に確かな家族への想いがながれる作品。

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