作者の命がけの取材で、いわゆる裏稼業と呼ばれる一般市民には
ほとんど縁のない仕事だけど、一度は聞いたことのあるものについ
て書かれている。特筆すべきは、筆者のドラッグの経験をもとに
いろんな人脈をフルに活用してそれぞれの仕事に携わる人々から
直接インタビューを行って原稿を書いているところ。
仕事の危険度にもよるが、かなり核心に迫るインタビュー内容に
なっているものが多く、読者の知的好奇心を十分満足させてくれる
と思う。
筆者が書いている「お願いだから、無言電話はやめて欲しい。」
という心境がこの本の完成に至るまでの取材のリスクの高さを
物語っていると思いました。