コマンドフォークト部隊として結集しましたがこの物語の時点ではまだ公にされていない「第501実験中隊」とされています。スーパーエースは集結したもののフォークトも部隊のまとまりをどう進めるか模索をしている中、コマンドフォークト部隊の整備班主任のゴッぺルが技術交換の為不在になり臨時で新米整備士のルッカが配属されます。ルッカがコマンドフォークト部隊に整備士として行動を共にする中で部隊の状況にどう変化が…な話とフォークト部隊のヒュロス軍に対してモラニア軍にはカルペツ参謀そしてAT乗りエースのケスウリが登場して両極的な戦いが展開します。
今回、部隊という中で整備班という部分を大きくとりあげられている部分(キリコの物語では当たり前のようにキリコ自身が組立やメンテをしていたので)が新鮮さを感じました。兵器であるかぎりAT乗りのエース同様、整備士も同様に超一級(エース)であればこそ部隊全体でより良い成果があげられるという解釈も感じました。
最初のエピソードのラストがAT戦で無く対ATライフルをかついで塔を登って…の展開も良かったです。
また"Hobby JAPAN"の「コマンドフォークト」にも登場のケスウリ中佐ですがかつて(戦闘総監以前の)フォークト部隊との戦いで敗れた事があり執拗に倒す執念をもった人物としてえがかれています。しかしカルペツ参謀の非道な方策との葛藤や部隊としてのありかたなどの心の揺れも表現されており"Hobby JAPAN"連載では触れられていない部分が良かったです。
物語の時間軸的には1巻から2巻、そして"Hobby JAPAN"のディオラマストーリーの最初への流れとなっています。"Hobby JAPAN"誌上でもひとまず最終回ですがまだまだ今後の広がりを期待できるシリーズであると思います。