第1巻目はコマンドフォークト部隊創設までとして"フェレス・ホーン"という女性の通信特派記者が記録した物語進行となっています。
何とか編といった章立て名が何であるか、始めは分かりませんでしたが巻頭の地図を見て各エピソードの舞台となった地名である事が分かりました。
大きな章立て数が4章分なのでフォークト部隊は6名なのに各一人ずつのエピソードであるならば数が合わないなと思っていましたが読んでみて納得しました。
ティタデル編は22歳で200機以上の撃破数の若きエース"レーン大尉"を主としたエピソード。
私としては"レーン大尉"と機動部隊の衛生中隊に所属していたことがある少女"カナワ"に戦場で出会う辺りから結構、物語として入り込めるようになりました。
トリ二ティ編では"ボルク少佐"。開発研究者でありながら自らATのテストパイロットをするといった特異な経歴とその苦悩と葛藤のエピソードです。
フィヨルド編は"ゼトラ大尉"。"スナイパーライフル"の使い手です。そして敵対している"カシェキン少佐"との忍耐にせまる一機撃ちのエピソード。
そしてプラヴェ編。"ノルデン少佐"率いる部隊の戦果は全軍一を誇る。記者の"フェレス"との取材のやりとりのエピソードもあります。
この章で超高速鉄鋼弾を撃てる"アンチ・マテリアル・キャノン"を使いこなす"ボックメッサー大尉"も少し登場しています。
結局、"フォークト"は(この時点では)戦闘総監の立場であるので全章に少しずつ登場となります。
プラヴェ編で"フォークト"自身も大きな活躍をする事になりますが…。
撤収作戦を上手く成功させる為に特別部隊として"フォークト"以下、全6人が集合!
作戦終了後の部隊の行方は…で物語は"Novel JAPAN(ノベルジャパン)"で新章へ突入しているようです。
兵士のAT乗り臭さは十分にえがかれていると思います。"レーン大尉"が"トータス"に搭乗などもボトムズらしいです。
"キリコ"が登場する物語とは方向性の異なる、ある前線部隊の戦記物語として楽しめました。