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[単行本]

花村 萬月
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

「小説を書くことしか取り柄がないくせに」編集者の羽田御名子に、小説家志望の安良川王爾から持ち込まれた原稿〈裂〉。登場人物には御名子の名が使われ、穢されていた。文芸出版界の内幕を曝す大問題作。

内容(「BOOK」データベースより)

群像編集部の若手編集者羽田御名子のもとに、小説家志望の安良川王爾から持ち込まれた原稿「裂」。登場人物には御名子の名が使われ、穢されていた―。「群像」連載時から注目を集めた作品がついに単行本化。文芸出版界の内実を曝す問題作。

登録情報

  • 単行本: 306ページ
  • 出版社: 講談社 (2011/3/18)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062168057
  • ISBN-13: 978-4062168052
  • 発売日: 2011/3/18
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 131,461位 (本のベストセラーを見る)
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By ume
 小説という体をとりながら、親切かつ明快に小説、哲学の違いや虚構を
創るということの肝みたいな部分を教えてくれていてとても貴重。
絵画、音楽と絡めた話もとても面白く、わかり易い。
 ただ、ここまで噛み砕いてもらって初めて理解できる自分の程度の低さに唖然(笑)
しかも、この本に書かれていることをそのまま納得し、感心しているようでは、自分はきっと
お馬鹿さんのままなんだろうなと。理屈で綺麗に収まりがついた気になってしまったら、
それこそこの本で揶揄されているタイプになってしまうということだろう。
作中ヒントだらけ。では、ここから先、自分の頭で何をどうやって考えられるか。

「純正律や平均律その他を真に受けるな」という言葉が印象的。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Kojiroh
自分の小説からの引用があったりなど、フィクションと思えぬ内容である。

小説家と表現の本質に迫った作品、とも呼べる。

小説とは何か?
表現とは何か?
才能とは何か?

花村萬月作家デビューから20年弱にして至った境地とも称したい。

小説家目指している多くの人はこの本読んで、
自分の表現者としての才能のなさを自覚して、
「別の職業を探した方がいい」という気分になるかもしれない。

多分、花村さんはそういう意図でこの本を書いたのだろう。

少し性描写がくどいが、それもまたご愛嬌ってところでしょうかね。
ここ最近の萬月さんの本では一番よかった。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
花村さんの作品がすきでよく読んでいます。今回の作品は編集者と作家、作家になろうと作品を応募する才能ある作家の卵の物語です。
今回の作品では1冊の本ができあがるまでの過程やこだわり、それぞれの立場での譲れない一線などがよく判り、作家を目指す人には参考になる作品だと思います。
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