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裁判員と死刑制度―日本の刑事司法を考える (シリーズ 時代を考える) (シリーズ時代を考える)
 
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裁判員と死刑制度―日本の刑事司法を考える (シリーズ 時代を考える) (シリーズ時代を考える) [単行本(ソフトカバー)]

伊藤 和子 , 寺中 誠
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,260 通常配送無料 詳細
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裁判員と死刑制度―日本の刑事司法を考える (シリーズ 時代を考える) (シリーズ時代を考える) + 裁判員時代に死刑を考える (岩波ブックレット)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

つぎつぎと下される死刑判決、明らかになる冤罪事件、その中での裁判員制度の施行…。いま、この国の刑事司法は、どこへ向かおうとしているのか。冤罪事件に精力的に取り組む弁護士、伊藤和子氏とアムネスティ・インターナショナル日本事務局長、寺中誠氏が日本の刑事司法の問題点を洗い出す。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

伊藤 和子
弁護士、国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ事務局長。1966年生。早稲田大学法学部卒業。1994年弁護士登録(東京弁護士会所属)。米ニューヨーク大学ロースクール留学。東京三弁護士会陪審制度委員会副委員長、日本弁護士連合会司法改革実現本部幹事として、刑事司法改革・裁判員制度に携わる。裁判員制度に関し、参議院公聴会にて公述。現在、東京弁護士会両性の平等に関する委員会副委員長、日弁連国際人権問題委員会幹事、同取調べの可視化実現本部委員等

寺中 誠
社団法人アムネスティ・インターナショナル日本事務局長、東京経済大学現代法学部客員教授。1960年生。早稲田大学法学部卒業、同大学院法学研究科博士後期課程単位取得。専門は犯罪学・刑事政策論・国際人権法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 131ページ
  • 出版社: 新泉社 (2010/3/17)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4787710060
  • ISBN-13: 978-4787710062
  • 発売日: 2010/3/17
  • 商品の寸法: 21 x 15.2 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 小僧 VINE™ メンバー
形式:単行本(ソフトカバー)
弁護士である伊藤氏の裁判員制度に関する講演と、アムネスティの寺中氏による、死刑制度に関する講演、そして両氏の対談「日本の刑事司法を考える」を収録。裁判員制度の導入の経緯や現行制度の問題点、死刑の犯罪抑止節などといった死刑を巡る俗説の真偽などについて平易に語られている。

ただし、講演録+対談であるため若干物足りなさも残る。せめてブックガイドなどが巻末に掲載されているとよかったのだが。
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By Akemi
形式:単行本(ソフトカバー)
わが国の刑事裁判の問題点を知りつくし、死刑存置への国家の工作が欺瞞的であることもこまごまと突くだけの能力をお持ちの二人の法律家が、講演と対談で読者に訴えかける。

私もほとんどの点について逐一「もっともだ」と思う。名張毒ぶどう酒事件の再審の道を拒み続ける裁判所の態度など、本当に憤ろしく思う。が、それでいて、本書の58ページに載っている、つぎのような学生の「質問」が出てきてしまうことの避けがたさをも感じる。

「近代に入って人間の命の大切さが認識されるようになり、死刑制度は見直されるようになったことはとてもよく理解できるのですが、尊重されなければいけないその命を奪っている人が犯罪者、そして死刑囚だと思うのです。もし死刑がなくなったら、その命を奪った犯罪者たちは、どのような刑をもって罰せられるべきかというのが私の疑問です。」

私も、教職にある者として、学生からよく聞かされる意見であり、「日本人の80%以上が死刑支持」と言われる場合の、その「80%」に属する世論調査の対象者も、意見はまあ、だいたいこんなところだろう。

マスコミの情報操作、その裏側にある法務省を始めとする国家当局自身の暗躍……があるにしても、なぜこの二人の法律家のような声が「80%」の耳に届かないのかを、真摯に考えるべき時が来ているように思う。

石川裕一郎さんの「おわりに」と題する解説が、一般人に難解すぎることも問題だ。実際に裁判員になる人は、石川さんのようなインテリの言葉を理解できる人とはかぎらない。むしろ理解できないほうが普通だろう。
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