単なる傍聴記(裁判を傍聴して自分の感想や正義感を述べるというタイプのもの)ではなく、裁判の裏側にある事件の本質とは何かについて、示唆に富んだ内容だと思いました。
あとがきにあった、裁判官、検察官、弁護士は、それぞれの立場で、それぞれの目的に従ってしか事件の内容を捉えていないのではないか、というのは、なるほど、という思いです。
裁判というと、裁判官があまねく公平な立場から審理を尽くすイメージを持っていましたが、最近の書籍や記事、そしてその他の情報から、どうやらそういった凄いものではなさそうだ、ということがわかってきました。
その上で、現実の裁判ではどんなことが起きているのか、今後傍聴するうえで、いろいろな意味で参考になると思いました。