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被匿―刑事・鳴沢了 (中公文庫)
 
 

被匿―刑事・鳴沢了 (中公文庫) [文庫]

堂場 瞬一
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

西八王子署管内で代議士が不審死。ろくな捜査もないまま事故と断じられる。苛立つ鳴沢に地検から、死んだ議員が近々大規模収賄で事情聴取される予定だったとの裏情報が入る。捜査を始めた鳴沢は議員が当夜女と一緒にいたことを突き止めるが…自殺か?それとも他殺か?事件は思いがけず旧知の人物へとつながっていき―。書き下ろし長篇。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

堂場 瞬一
1963年生まれ。茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。新聞社勤務のかたわら小説を執筆し、2000年秋『8年』にて第13回小説すばる新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 494ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2007/06)
  • ISBN-10: 4122048729
  • ISBN-13: 978-4122048720
  • 発売日: 2007/06
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
面白かった 2007/10/12
By ユッコ VINE™ メンバー
形式:文庫
前回はアメリカ編で読みにくさがあったりしたのですが
今回は日本に戻って、

たるみきった部署に配置されたら、
赴任前日に地元代議士が橋の上から転落死していた。
その死を簡単に事故死として処理した事に疑問を持ち
独自で調べ出していく。

そこに色んな人が関わって展開が続くのですが、

話の展開が飽きさせず、次へ次へと読みたくなっていった。
鳴沢サンは相変わらずだけど、少しだけ丸くなったのかな。
最後は、ああそうか…という切なさが残るけれど、人はまた立ち上がっていけるという気持ちにもさせてくれて良かった。

強いて言えば、今回コンビを組む相手が
鳴沢サンに好意的でいいコンビあったので、最後までそういう雰囲気をもう少し貫いても良かったかな、と。

もうすこし固定された好脇役の存在があっても面白いかなぁとも思う。
次回も楽しみ。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ぼん
形式:文庫
前作『血烙』の中で、主人公鳴沢はNY市警での研修中に暴走してしまい、また大切なものを失って(失いかけて?)しまいます。

そんな彼を日本で待ち受けていたのは、またしても左遷。事件らしい事件もほとんど起こらずたるみきってしまった、西八王子署です。

鳴沢が赴任する前日に起こった代議士の変死事件に対し、所轄の刑事たちがあっさりと「事故」と断定してしまったことに対して、鳴沢は疑念を抱き、事故現場周辺の聞き込みを開始します。そこで浮かび上がってくる、村社会を牛耳る政治家とそれを支援する地元の有力者(お金持ち)といった、これまで鳴沢を幾度となく苦しめてきた閉鎖的な社会が立ちはだかります。

このあたりの胸糞の悪さと鳴沢の暴走、今まで読んできた読者には非常に興奮しながらラストまでページをめくれると思います。

そしてもう一つの鳴沢シリーズの見所ともいえる魅力的な相棒、藤田の存在です。彼は鳴沢をよく理解してくれる非常に魅力的な相棒です。また、彼の過去が本人の口から語られるのですが、それがまだ全貌を明かしてないところからも彼がまた、次回作以降で鳴沢と絡んでくると思うと次を読むのが楽しみでもあります。

いくつもの悲惨な事件を通して鳴沢が得たものは「傷」だけではない、ということをこの作品からはひしひしと感じ、また、前作までの魅力的な舞台(特異な社会と魅力的な相棒)を見事に引き継いでいるので、やはりいい作品だと思いました!

この作品はもちろん単体で呼んでも事件自体が非常に奥の深い話なので魅力的ですが、是非とも鳴沢シリーズの8作目として読むことをオススメしたい作品です。
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By I'll go to a place in the sun VINE™ メンバー
形式:文庫
辛口の星3つ。
今回は、かなり早い段階で、勘のいい読者なら話が読めてしまう。
その時点で読むのをやめてもいいのだが、
それを何とかつなぎとめているのが、
相棒藤田の存在。
今ほどの魅力はないが、そこそこ魅力的である。
私は、このシリーズを鳴沢の恋愛物語として読んでいるが、
今回は、恋愛話はない。
それも減点対象となった。
小野寺・今たちの復活を望む。
特に、恋愛対象は私の好きな小野寺にならんかなぁ。

シリーズのうちの一冊として読むのはいいが、
この本単体で読むのは避けたほうがいい。

このシリーズ、売れてるわりにレビューが少ないのは
どうしてだろう。
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