世間一般に、奥さんがしっかりと亭主の手綱を握ってまっすぐ走らせると、円満な家庭を築くことができる。
本書では三浦友和さんとマスコミとの戦いを描写しているが、実際には百恵さんの立派さ、潔さ、りりしさが透けて見えてくる。特に、普通に買い物に出かけるなど、一般人として生きていく決意がわかり、アイドルでありながら他の方と違った強さがあったのはこのような生き方に現れてきている。
しかし、三浦友和さんは、そのような現実に向き合って逃げずに俳優としてやってこられたというのもそれは努力の賜物であり、やはり最後は山口百恵さんは男を見る目があったのだろう。
かってのファンとしても、幸せを祈る読後感であった。