言葉でうまく伝わらない時、伝えられない時、伝えるのがしんどい時、イメージだけでやり取りしていく中で、少しずつ自分の気持ちがはっきりしてきたり、すっきりしたり、隠れていた思いが表れたりする芸術療法。カウンセラーやセラピストが、それぞれの意の分野の感性で、クライエント・生徒・患者に近付くことのできるアートセラピー。集団でも使えるドラマセラピーや音楽療法はもちろん、アートとして表現する事の可能性は、「癒し」を演出すると昨今の流行の中でもてはやされている。
入門編として、押さえるべき事がさらりと書かれているが、「低い技術・高い感受性」が、何を意味するのか、文化圏・国を問わず、その技法の名称を問わず、最終的にアートが引き出す、人の持つ潜在力・無意識のリソースが活性化される事の意味を、じっくり読み込んで欲しい。