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21 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
極めて楽観的な予想本!!,
By TOMOりん "mtmt.st" (神奈川県鎌倉市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 衝撃! EUパワー 世界最大「超国家」の誕生 (単行本)
本書は論旨がはっきりしていて、かつ平易な言葉で書かれているので、金融や経済に詳しくない人でも手軽に読むことができそうです。しかし、EUの将来に対してあまりに楽観的すぎ、かつ飛躍した解釈に対してどうも納得できない部分がある。 本書におけるEUの強さの根拠は「EU=超国家」である。 これにより域内の民族紛争は過去のものとなり、域内は“ヨーロッパ”という一つの社会共同体になるという。更に、この社会共同体は相互補完的な国々の存在により、規模の経済のみならず範囲の経済までもを有するだろうと予想する。 しかし、エネルギー優位の立場にあるロシアがEU諸国と同列になり下がるとは通常想定されないこと、サブプライム危機で明らかになったようにEU諸国の金融政策の独立性の欠如による財政・金融政策の両輪をうまくバランスさせることがとても難しい課題であること、ユーロがドルを駆逐する日はやがて訪れるかもしれないがイギリスやアメリカがそうであるように単一通貨を基軸通貨とすることはいずれ破たんを招くということ、EU諸国それぞれの生活様式・文化・価値観を無視して汎ヨーロッパブランドを確立するためのマーケティング組織への再編成の必要性などなど、現実を無視した議論が多く、どうも腑に落ちないのが率直な感想である。
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
現在のユーロ崩壊の危機と『衝撃! EUパワー 世界最大「超国家」の誕生』,
By 住人 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 衝撃! EUパワー 世界最大「超国家」の誕生 (単行本)
2011年11月現在に本書を読むと、ただもう大笑いするしかない。アメリカ経済の一人勝ちを礼賛して、だから日本も「地域国家」を目指せと主張していたのに、リーマンショックになれば「さらばアメリカ」を上梓・・・ つぎは、アフリカパワーとか、中東パワーとかで本にするのかなあ。
205 人中、167人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
経営コンサルタントでありグローバリスト 大前研一氏の力作,
By 読者 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 衝撃! EUパワー 世界最大「超国家」の誕生 (単行本)
グローバリスト 大前研一の最新作である。帯には、日本発展のカギは欧州にありと書かれているが、その論理の真意が理解できない。まず、日本人は欧州に見習いアジアに対するノブレス・オーブリージュ(富める者が貧しき者に手を差し伸べる義務)を説き、東アジア統一に向けて日本が犠牲になるべきであると唱える。 本来、私の知るノブレス・オーブリージュとは、貴族が自らの地位と立場を確保する為に行う統治の為の偽善行為であり、無償の愛ではない。そして、無償の日本の犠牲が日本復活のカギとなると説くのは如何なものか そして、日本は欧州に対して投資すべきと説く、投資は儲ける為に行う行為である。私には逃げ遅れた欧州の金融機関への救済を唱えているようにしか見えないのである。 また、この本では書かれていないが、米国で販売された証券化商品の対外販売分の70%は欧州の金融セクターが保有しており、英国やスペインなどのバブルの崩壊は米国以上のものである。 この本の前段では欧州に都合が悪い情報は隠ぺいされ、失業率が20%近くに迫る国があることや、先進国では東欧からの出稼ぎ労働者の排斥が進み、新興国においてはさらに厳しい貧困化が進んでいることはまったくと言ってよいほど書かれていない。 そして後段になると、流石に庇いきれなくなったのか、リスクファクターとして突如として欧州のリスク言及を始める。それには前段との整合性はなく、意味不明なものとなっている。 結果、最後の結論は、、、、 私の無知がいけないのか、全く理解できないものであった。
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5つ星のうち 5.0
今再びEUの優位性を説く
EUを見ていると、まさに歴史を1ページ1ページ作っているという感じがします。... 続きを読む
投稿日: 2009/12/31 投稿者: Jupiter
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