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投稿者: 993改 (詳しいプロフィールを表示) 「街道をゆく」シリーズは、しばしばある大きなテーマを持って旅されることがありますが、今回は、築城、漁業、製鉄等の「技術をもった人々」あるいは「技術を使った(使っている)場所」を訪ねる巻といえるでしょうか。著者は時に司馬史観といわれるユニークな見方でも有名ですが、この巻でも「朝鮮では鉄器の不足が農業生産力を飛躍させず、商品経済を成立せしめなかったからこそ500年の儒教国家がゆるがなかったのではないか」といった独自の考えが随所に展開され、知的刺激が味わえます。また、著者は自分の愛する人どもへの暖かいペンでも有名ですが、技術をもった名もなき人どもへ向ける眼差しは暖かく、文章には味わい深いものがありま... 続きを読む |
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