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5つ星のうち 5.0
本郷界隈の散歩に是非携帯したい本,
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レビュー対象商品: 街道をゆく 37 本郷界隈 (朝日文庫) (文庫)
街道をゆくシリーズがTV映像化されたとき、この巻は東京大学を中心とする「文明の配電盤」機能に主眼を置いていた。確かにそれは本巻の柱の一つなのだが、それだけではない。本郷近辺は坂が多く地形が起伏に富んでいる。著者もその地形をなぞるようによく歩き回っている。真砂町、見返り坂、藪下の道だけでなく、湯島天神、根津権現、小石川等にも足を運んでいる。 そして思いをはせるのは、樋口一葉、岩崎弥太郎、夏目漱石、森鴎外等の明治の人ばかりだけでなく、近藤重蔵、最上徳内等の探検家、水戸家等江戸時代の人々、さらに弥生人まで。 先日ぶらタモリで本郷を特集していたが、このあたりは歩いていて先人の足跡、そして江戸・東京の街の成り立ちを足で感じることができる散歩にうってつけの場所。その際には本書を携帯すると何倍も楽しみが増します。
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