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14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
面白くて歴史の勉強にもなる,
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レビュー対象商品: 街道をゆく〈35〉オランダ紀行 (朝日文芸文庫) (文庫)
司馬遼太郎の『街道をゆく』シリーズを初めて読んだ。随筆として書かれた本シリーズは、多少とりとめない印象を受けるが、丁寧に読むと上質のヨーロッパ文明論であることがわかる。数多くの歴史小説を書いた著者だけあって、歴史上の知識の豊富さは驚くほどだ。著者の歴史小説は、ほとんど日本か中国が舞台だが、ヨーロッパの歴史についても大変くわしく、司馬史観と呼ばれる文明観に基づいて、単なる教科書的な知識ではない本質的な理解に達しているということを改めて感じた。例えば、同じヨーロッパの中でも、フランスのように料理文化が発達している国と、イギリスのようにそれほど美食を追求しない国があるのが不思議だったが、なるほど、その違いは彼らの宗教観の違いからきていること、また17世紀オランダを代表する画家レンブラントの絵が非常に写実的なのは、当時のオランダ社会の主流を占めていた商人の考えかたからきていること、そして同時代の画家ルーベンスが、まったく違った作風の絵を描いたことを、カトリックとプロテスタントの違いから説明していること等への著者の説明に納得できた。そして、商人の国だった17世紀のオランダこそが、現代に通じる資本主義的考え方そして株式会社等の組織の起源だったことを理解することができた。歴史を振り返れば、オランダは江戸時代に外交関係を持っていた唯一のヨーロッパの国であり、我々日本人に大きな影響を与えた存在だったことを改めて思い出させてくれた。
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
読みやすく内容が濃い本,
By まみちゃ (ドイツ) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 街道をゆく〈35〉オランダ紀行 (朝日文芸文庫) (文庫)
オランダの歴史やオランダ人気質についてうまくまとめてあります。司馬遼太郎の本をうまくまとまってるなんて、私が誉めるのもおかしいのですが(笑)。とても読みやすくて、内容も正確です。オランダ人って「オランダ語」に固執してないんですよね。だから、オランダでは英語がかなり通じるし。オランダって超先進国?考え方が進んでますよね。時には理解できないくらいに・・・。自己責任の国なのでしょうか?でも、人間そんなに強くないからある程度法律で規制されないと秩序がなくなるんじゃないかと私は思うのですが。オランダに行く予定のある人、オランダ人の友達がいる人は読んでみてください。
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
偉大なるかなオランダ人!,
By book_warmer (東京都23区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 街道をゆく〈35〉オランダ紀行 (朝日文芸文庫) (文庫)
オランダにある工場の担当になって約半年。オランダの人と国を知ろうと読んだのが「物語オランダ人」。これで愛すべき国民・国と思いつつも一気にマイナス方向に触れてしまったオランダ人・オランダ国像を,プラス方向に戻してくれる書。歴史的観点から,なぜ彼らがそういう思考をするのか?少しだけ分かり,共感できるようにさえ思えてくるのだ。2冊交互に読むことをお勧めしたい。
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