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街道をゆく 18 越前の諸道 (朝日文庫)
 
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街道をゆく 18 越前の諸道 (朝日文庫) [文庫]

司馬 遼太郎
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

司馬遼太郎の『街道をゆく』が、読みやすい新組みに生まれ変わって再登場。全43巻、毎月4冊同時刊行。平泉寺の菩提林の美しさには聖と俗の痛烈な戦いがあり、それは幾重にも重なった二律背反の力学の上に成り立っていた……九頭竜川、日野川、足羽川が作り上げた越前の国を散策し、律令時代以降の歴史を振り返り、永平寺で道元を考察する。

内容(「BOOK」データベースより)

駆け出しの新聞記者として福井地震の惨状を取材した著者にとって、越前は強烈な記憶の場所だった。九頭竜川の育てた肥沃な平野を往来しつつ、永平寺の隆盛と道元の思想を思い、「僧兵八千」を誇りながら越前門徒の一揆にもろくも敗れた平泉寺の盛衰を考える。平泉寺の菩提林で、十余年前に訪れたときと同じ老人に偶然再会する不思議な場面は、そのまま一編の小説になっている。

登録情報

  • 文庫: 300ページ
  • 出版社: 朝日新聞出版; 新装版 (2008/12/5)
  • ISBN-10: 4022644648
  • ISBN-13: 978-4022644640
  • 発売日: 2008/12/5
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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故郷再確認 2010/10/29
形式:文庫
作者の洞察により、故郷を知る。
越前は生まれ育った処である。
畿内に向かった人や物。
畿内から広がった、人や物の流れの道。
日本海側の歴史的連携を知り、継体天皇と、三国湊の関わり。
九頭竜川流域そこで育った越前焼等の文化と信仰心。
「霊峰白山」は心の拠り所として存在し「平泉寺」は歴史の舞台と成った。
それらのことを再確認する本書です。
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平泉寺 2010/10/26
By ともぱぱ 殿堂入りレビュアー トップ50レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
仏教についての話が比較的多く、道元・永平寺・曹洞宗にも触れているが、本書で一番強烈な印象を与えるのが平泉寺だ。

武装化した宗教勢力の弊害について著者がこれほど糾弾しているのは、街道をゆくシリーズでも他に例がない。比叡山の堕落よりも非難の舌鋒は鋭い。織田信長が宗教勢力を弾圧したと嫌う人は、「単に暴力装置として存在した」「魔物の巣窟」であった寺院の一例を本書で知るとよいだろう。

その平泉寺は織田信長の出番を待つまでもなく、農民の焼き打ちによって滅ぶ。その後再興されて現在に至るが、庭の一面の苔の緑が諸行無常を痛感させる。
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