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投稿者: 993改 (詳しいプロフィールを表示) 古から江戸時代にかけて、畿内に近い地理的優位と土地の肥沃さから豊かな地域であった越前の諸道をめぐる1巻です。越前の諸道を巡りながら、継体天皇から、道元、一条兼良、朝倉義景、あるいは永平寺や千石舟、古越前といわれる焼物等々、越前にゆかりのあるひとやものどもについて、著者の司馬史観が時代をいきつもどりつ展開されます。また、かっては道元が居住したものの、今ではうらびれた寺で修行する雲水や、古越前の伝統を受け継ぐ無口な焼物師等々、名もなき愛すべきひとどもが著者の暖かい眼差しで描かれます。司馬史観の知的刺激と名文による味わい深さが味わえる「街道をゆく」の中でも好きな1冊です。 続きを読む |
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