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街道をゆく (15) (朝日文芸文庫 (し1-16))
 
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街道をゆく (15) (朝日文芸文庫 (し1-16)) [文庫]

司馬 遼太郎
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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登録情報

  • 文庫: 271ページ
  • 出版社: 朝日新聞社 (1985/07)
  • ISBN-10: 402260185X
  • ISBN-13: 978-4022601858
  • 発売日: 1985/07
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 993改 #1殿堂 トップ500レビュアー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
「街道をゆく」シリーズは、海外を含めた様々な地域を扱っていますので、次はどの地域を読もうかと選ぶ楽しみがあります。今回は、私自身が北海道旅行をしたことから、著者の目には同じ北海道がどのように写ったのかが知りたくて選びました。著者が偶然にも、私の旅した函館・湯川温泉等にも行っており、旅の思い出が甦るとともに、同じ場所を旅した私とは比べ物にならない著者の思索の量に、改めて、当シリーズは司馬遼太郎を知るのに、最高の本の1冊であると感じさせられました。
ただ、今回は、著者自らが冒頭で「道内を転々とした」とあるように、他シリーズのような「大きなテーマ」が感じられませんでしたので、星は4つとさせて頂きますが、面白いことに変わりはありません。
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形式:文庫
司馬遼太郎の「街道をゆく」シリーズは氏の没後も息長く重版を重ねている。該博な歴史知識と観察眼に裏打ちされた独特の語り口で全国津々浦々のみか外国までその足跡が残された。全43巻は氏の逝去により、「濃尾」で終わっている。

さて、函館。司馬の好みから類推すれば、高田屋嘉兵衛、土方歳三など氏の他の長編小説の舞台として取り上げられている重要な存在で、書くための材料にもこと欠かないと思える函館。だが、「街道をゆく」での函館は意外に素っ気無い取り上げ方。函館空港から始まる 15巻は函館に50ページ程度を割くのみで、すぐに話題は松前(40ページ)江差(60ページ)と進み、その先はもう札幌へ飛んでしまう。

函館で取り上げられている題材は、今東光、志海苔、ペリー、湯の川温泉、箱館戦争、高田屋嘉兵衛、ハリストス正教会。司馬好みの素材を満遍なく、過不足のない取り上げ方とも思うのだが、正直やや物足りなさが残る。氏の独特の語り口でもっと縦横に「ハコダテ」を書いてほしかった。とはいえ、当代一流の書き手による、短いながらも中身の濃いハコダテ記、一読は必須。なお、最近のカバー写真は空撮の函館山がトリミングされてしまったが、あれは前の版(雪の函館山の全貌)のほうがよかった。
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