街道をゆく第13巻は、朝鮮半島に最も近い日本、壱岐・対馬を取り上げています。というわけで、当巻も、古代から近世を中心とする朝鮮半島との関係の中で、壱岐・対馬に関する人物や事象が取り上げられていきます。また、当該地域に関連の深い方と、旅行を共にするのも、当シリーズでは多く見られることですが、今回は、朝鮮半島出身の2人の金氏と同行され、彼らの目線を通した朝鮮半島との関わりも記載されています。
このように、手法はいつもながらなのですが、街道をゆくの場合、手にした1冊が面白いかを決定づけるのは、当該地域への関心。残念ながら、壱岐・対馬については、それほどの親近感が無かったせいか、ふむふむと読み流してしまった箇所もありました。というわけで、個人的な面白さは星4つ。壱岐・対馬に関心ある方でしたら、また、違った評価になると思います。