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街道をゆく〈33〉奥州白河・会津のみち、赤坂散歩 (朝日文芸文庫)
 
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街道をゆく〈33〉奥州白河・会津のみち、赤坂散歩 (朝日文芸文庫) [文庫]

司馬 遼太郎
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 609 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

平安朝貴族文人を魅了した奥州、みちのくとは?

登録情報

  • 文庫: 321ページ
  • 出版社: 朝日新聞 (1994/02)
  • ISBN-10: 4022640375
  • ISBN-13: 978-4022640376
  • 発売日: 1994/02
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 4.0 最澄の素晴しいライバル徳一, 2006/5/29
By 
ともぱぱ - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (殿堂入りレビュアー)    (トップ50レビュアー)   
レビュー対象商品: 街道をゆく〈33〉奥州白河・会津のみち、赤坂散歩 (朝日文芸文庫) (文庫)
街道をゆくシリーズのいつもの作品のように、話は様々な時代に及び、飽きることがないが、この巻で私が特に関心を惹かれたのは、南都仏教のいわば最後の切り札として、当時最新の仏教を導入しようとした最澄と論争を繰り広げた、会津の徳一という僧に触れたいくつかの章である。その論争とは何かーすべての衆生が仏性を持つのか、それとも仏性を持つ人は限られるのか、という仏教の根幹にかかわる論争である。前者が勝つことにより、しかも旧仏教側の徳一という難敵との論争であるが故に最澄の考えを記した書が多く残るという結果を生んだことにより、後に浄土宗などの広く衆生の救済を目指す日本的な鎌倉仏教が花開く土台が築かれたのである。

したがって、本書は「叡山の諸道」と合わせて読むことをお薦めする。そして、いわば最澄の考えをまとめる、引き出し役として徳一という僧にまつわる種々のエピソードを手際よくまとめる作者の手腕には、いつものことながら脱帽する次第である。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 今回も魅力的な人に出会うことができました, 2007/12/15
By 
993改 - レビューをすべて見る
(殿堂入りNo1レビュアー)    (トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 街道をゆく〈33〉奥州白河・会津のみち、赤坂散歩 (朝日文芸文庫) (文庫)
「街道をゆく」シリーズの魅力の一つに、歴史的には無名かもしれないけれども、その土地土地にまつわる興味深い人々を、著者の膨大な知識の箪笥から引き出して、我々に紹介してくれることがあります。
今回も、「奥州白河・会津のみち」において、会津と言う僻地に住みながら、かの最澄と仏教論争を繰り返した僧、徳一、そして、画の才能にめぐまれながら、時流から、イコン画家として生きざるを得なかった女流画家、山下りんという2人の方を知ることができました。こういう人物に遭遇してしまうと、同じ道をたどり、是非、自分も、このひとどもに触れてみたいと思わせてくれるのが、このシリーズの大きな魅力ではないでしょうか。
その点、「赤坂散歩」は思索の量や歩かれた距離が、やや小ぶりで、前半:5点、後半:4点の総合:5点といった所でしょうか。
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