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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
歴史の息づく地域を温かく愛情あふれる筆致で語る、珠玉のエッセイ,
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レビュー対象商品: 街道をゆく〈24〉近江・奈良散歩 (朝日文庫) (文庫)
膨大な当シリーズの端緒を開くにあたり、↓のレビュアーさんが仰っている通り、自身の身近な地域からあたってみようか、と思い立ち、本作品を手にしました。 現在居住している地域を20数年前に司馬氏が須田画伯と訪れ、様々な邂逅と ともに、幅広い識見と歴史認識に基づいた分析を、その旅の中で脳裏に浮かぶ 思索の記録として残された、珠玉の名品ではないでしょうか。 今作品では、近江の古戦場から得られた無常感、その中で近江の人々の逞しさ、 また、琵琶湖に関わる環境問題を取り上げ、現在の我々にも通ずる、未来の自然に 対する深刻なる警鐘。その一方で、悠久の歴史を千年一日のごとく守り通す、 奈良の逞しさ、普遍性。 そういった大切な物事を、温かい目で見通された人物描写、自然素描によって 魅力あふれる思索集としても鑑賞し得る、珠玉の名品ではないでしょうか。 当シリーズの様々な作品により、日本の歴史、そして今をもっともっと知りたいと 思えるようになりました。
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
親近感のわく面白い一冊,
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レビュー対象商品: 街道をゆく〈24〉近江・奈良散歩 (朝日文庫) (文庫)
「街道をゆく」の読まれ方として、自分に関係の深い地域から読んでいくパターンが多いと思いますが、私も近畿(京都)出身であることから、この1冊を読み始めました。そのためか、自分の知っている箇所の記述もあり、非常に親近感が感じられた1冊でした。 また、「街道をゆく」全体を通じた特徴として、登場人物にはいわゆる「大人」が多いのですが、とりわけこの1冊には、自分もこういう人になりたいと思える人が登場し、面白く読めました。
5つ星のうち 5.0
歴史を感じさせてくれる紀行文。,
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レビュー対象商品: 街道をゆく〈24〉近江・奈良散歩 (朝日文庫) (文庫)
ほっと一息つきたいとき、この本を開くことが多い。近江・奈良。古代からずっと歴史の舞台となってきた地域。この本では、紀行文とともにそれぞれの時代の歴史についてもわかりやすく語られている。この本でまず参考になったのは「何々させていただきます」という言葉が上方から出たこと。それを近江商人が江戸にまで広げたのだそうだ。元々は浄土真宗の教義上から出た言葉らしい。また、戦国時代の武士達の様々な話、あらためて勉強になった。 京都・奈良に行く機会は何度かあったが、まだ近江の地を歩く夢は実現していない。実際に彼の地を歩き、歴史を感じ、寺院で手を合わせたいと思い続けている。 このシリーズは冊数が多い。私が持っているのはこの巻と「叡山の諸道」のみだが、他の巻もぜひ読んでみたいと思っている。
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