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街の中に四季をつくる ポール・スミザーのパブリックガーデン
 
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街の中に四季をつくる ポール・スミザーのパブリックガーデン [単行本(ソフトカバー)]

ポール スミザー , 日乃 詩歩子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

『ポール・スミザーのナチュラル・ガーデン』に続くポール・スミザーの庭づくりの本。本書の舞台はポールが手がけた兵庫県宝塚市にある公園ガーデンフィールズ内の英国風庭園「シーズンズ」。それほど広くない敷地に池から山道までの変化と四季折々の彩りを生み出した、庭づくりの魔術師・ポールの技を豊富な写真と文章で展開する。

内容(「BOOK」データベースより)

ポールが宝塚市の公園内につくったナチュラル・ガーデンのすべて。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 175ページ
  • 出版社: 宝島社 (2007/11/15)
  • ISBN-10: 4796660909
  • ISBN-13: 978-4796660907
  • 発売日: 2007/11/15
  • 商品の寸法: 20.8 x 14.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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19 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)
これまでシーズンズの四季折々の様子は、その公式サイトか、訪れた人のブログでしか見ることができませんでした。
この本では春、初夏、夏、秋、冬、水辺の様子が、日乃の文章とたっぷりの写真で楽しめます。

文章や写真には植物の説明があまりありませんが、どの植物かを図鑑を見ながら探すのもまた楽しみの1つです。
(逆に言えば、植物の名前を知らない人は混乱してしまうでしょう。ちなみに著者の他の本が良い手がかりになります。)

前作と比べると、植物の種類が多くより変化に富んでいる印象を受けました。
たくさんの植物が渾然一体になった、穏やかな色合いの美しい写真です。

最後の章でシーズンズの設立の経緯に少し触れられているのですが、
設立当時の写真を見ると3年後の今の様子とのあまりの違いに驚きます。
例えばニセアカシアの苗木を植えると3年後にはこうなる、と目安が分かりました。
このレビューは参考になりましたか?
27 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By アカンサス トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本(ソフトカバー)|Amazonが確認した購入
阪急宝塚駅から歩いて8分。実家からも近く、遊園地時代にはさんざん訪れたあの場所に
ポール・スミザーがイングリッシュガーデンを作った。そう聞いても私は何だか行きたい
とは思わなかった。「一年目二年目の庭なんて見てもねえ」てなもんだった。
その予想は大きくたがわず、オープン当初経営陣からはずいぶん寂しいんじゃないかという
言葉ばかりが出たと言う。鳴り物入りでオープンしたものの入園者はがっかりした様子で
帰っていく。「なんもあれへんな〜」というわけだろう。一年草を混ぜろ、パンジー持って
来いよという案がでた。それをポールは拒否した。
「ポールには秘策があった。『二年目になればこっちのものだ』多年草の根が張る。確かな
手ごたえがあった。そして奇跡は三年目に起こった・・・・」プロジェクトXふうに言うなら
こんな感じだろうか。
信州のプライベートガーデンとは違い何もかもが制約のもとで進められた宝塚のパブリック
ガーデンだが、ポールの想いが全てにわたって感じられる。完全無農薬で動物の集まる庭で
あるのも市街地では大きな魅力となっている。
また、「物語のある庭」として「チャペルの遺跡」や「オーナーハウスガーデン」などの演出
のある庭も「こんなこともできる人だったのね」と驚きはしたもののやはりポールらしい仕上が
りになっている。何しろ植物が生きているのだ。
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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)
表紙にも写っていますが、この石壁にはまりました。

第3章は
道、水辺、椅子、壁と出てくるのですがそれらと植物との組み合わせを見るだけでなく
なぜその素材を使うのかも語られます。

道についてのページなら
コンクリートにそこの土を混ぜることで土の軟らかさを出し、色合いを周りに融合させ、
大勢が歩いてもいい丈夫さも合わせ持つ道にする、
レンガの道では、道に敷く、レンガの色を選ぶのにも、そこの土を焼いたら出る色に近いレンガを探す、
石の道には、どういう石を探して、どう組みあわせる、
といったように、こんなところまで考えているのかと、驚くことばかり。

たとえば水辺なら、水底の砂利の話や水辺の植物、そして水が紡ぎ出すストーリーと、
ソフトからハードまで、徹底したポール流デザインに圧倒されます。
そして壁です。
どうしてもやってみたくなりました。

壁に関するページには目次からそそられます。
☆壁が作る秘密
・石壁は厚さと高さが必要
・チャペルの遺跡
・古い壁の作り方、古いと雑は違う
・難しい仕事はおもしろそうにやるといい

そして、我が家の小さな庭にも石壁を作ってみました。
庭の大きさに合わせて壁の規模も小さいですが、やってみるとおもしろさはまた格別です。
壁の位置やデザインを考えながら、庭全体を組み立ていくおもしろさは
ガーデニングという言葉を越えます。

物語のある庭へという第一章から始まりますが
庭につくるストーリーというと、かわいい妖精が出てきたりするのかなとも思ったのですが
それは気持ち良く裏切られました。

水の流れも、壁も、そして植物も、なぜそこに作られたのか、その種類が植えられたのかなど
立体的に作る壮大な物語です。
イギリス貴族の植物コレクターなど歴史も取り込まれています。

全体の構成や道、椅子、壁などの素材、デザイン、そしてそれを庭に入れる意味まで
解き明かされていきます。

「ポールスミザーのナチュラルガーデン」からさらに歩みをすすめて、
奥深いポールさんの世界に踏み込める本です。

先日、どうしても本にある壁を見たくなり宝塚ガーデンフィールズにも行ってきました。
本にあるように、全体の実際の面積の数字からすると、それほど広くないはずなのですが
立体的な組み立てのせいで、とても広く感じます。
ただ平面的に広いということではなく、見る位置や角度で印象が変わったりして
深く入り込める庭という感じです。
周りの景色との融合や、環境に配慮された工夫を本で読んでいたので
ポールさんのこだわりが傲慢ではなく、やしさしさなのだと思いながら道の色なども見てきました。

植栽や組み合わせ、植え方などの植物の話や、無農薬の話、構造物の話など、
実際の庭にとても参考になります。
さらにプロジェクトX的に読むと、また別の読み物として楽しめるので、
本自体が、宝塚ガーデンフィールズのように多重構造になっているのだと思いました。
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