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行方不明者
 
 

行方不明者 [単行本]

折原 一
5つ星のうち 3.1  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

埼玉県蓮田市で、ある朝、一家四人が忽然と姿を消した。炊きたてのごはんやみそ汁、おかずを食卓に載せたまま…。両親と娘、その祖母は、いったいどこへ消えたのか?女性ライター・五十嵐みどりは、関係者の取材をつうじて家族の闇を浮き彫りにしてゆく―。一方、戸田市内では謎の連続通り魔事件が発生していた。たまたま事件に遭遇した売れない推理作家の「僕」は、自作のモデルにするため容疑者の尾行を開始するのだが―。

内容(「MARC」データベースより)

ある朝、一家四人が忽然と姿を消した。女性ライター・五十嵐みどりは、取材をつうじて家族の闇を浮き彫りにしてゆく。一方、謎の連続通り魔殺人事件に遭遇した売れない推理作家の「僕」は、容疑者の尾行を開始するが…。

登録情報

  • 単行本: 309ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2006/08)
  • ISBN-10: 4163251502
  • ISBN-13: 978-4163251509
  • 発売日: 2006/08
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.1  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 849,616位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
本書は、“叙述ミステリーの第一人者”“語りの魔術師”、と呼ばれる折原一42作目の作品の文庫化であり、お馴染みの<・・・者>シリーズの書下ろしである。

埼玉県蓮田市で、一家4人が忽然と姿を消した。朝食を食卓にのせたまま・・・。ライターの‘私’こと五十嵐みどりは、取材を通じて、家族の“闇”を浮き彫りにしてゆく。同じ頃、売れない推理作家の‘僕’は、謎の通り魔事件に遭遇して・・・。

折原作品の特長は、過去から現在へとつながる一連の事件をばらばらのピースに分解して、さも「同時進行の別々の事件・エピソード」のように“見せかけ”てストーリーを進行させてゆくところにある。

それらは一般のミステリーで言うところの「伏線」とは異なり、まさに“叙述・語りのミステリー”の体裁をとっている。そしてラストで「過去」と「現在」が激しく交錯して、それぞれのピースがひとつの時間軸のなかで見事にはめ込まれ、真相へとなだれ込むのである。

読者はそれぞれの物語の関連と、落ち着く先が最後まで分からない。知らないうちにサスペンスフルなストーリー展開に没頭してしまい、最後の最後に騙されていたことに気づくのである。

本書も、その例外にもれず、一家失踪事件とそれに先立つ一家4人惨殺事件、そして通り魔事件という、一見して別々の同時進行に見える事件が、どうつながってくるかというのが最大の読みどころになっている。

本書で読者は、エンターテインメントに徹した、一般のミステリーとは一線を画した、独特の“折原マジック”を堪能することができる。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 人形美々寿 VINE™ メンバー
形式:単行本
結末近くに、名探偵コナンが事件解決のときに登場人物全員をまえに小五郎さんを眠らせる、

あの場面を連想するところがありました。また底なし沼、

都会の安アパートの場面の描写、東京近郊の公園を歩く会社帰りの女性の描き方

など、読者の想像力を駆り立てるうまいかき方にはさすが、と感じ入りました。

未解決の凶悪事件が多い昨今、それらをヒントに、超能力者まで登場させ、

事件を追う主人公が女性というつくりで、読み手をぐいぐいひいていきます。

部分的に会話だらけになり、そのへんがちょっと気に入りませんでした。

読む側の注意力がちょっと散漫になると、その章の語り手が

だれなのかわからなくなる、急展開で、複層展開の、新しいタイプの

推理小説です。映画化してもおもしろそうな気がします。

おもしろいのですが、

作品としてのディテールの箇所のいくつかに表現上の難点があるように思われたため

★三つにしました。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
複数のストーリーをまったく別の登場人物が語ることにより進行していく。それぞれのストーリーの接点はどこにあるのか?が最大の謎でありそこに興味をそそられる。

進行について,登場人物が主観的視点から語っていくが,ここが「ミソ」というか,いつの間にか読者を惑わせる秘密がある。最近この手の「読者幻惑物」の作品が増えてきているが,客観的にストーリーが語られることを前提に,古典的かつ典型的な「謎解き」を求める読者の方は,「はぐらかされた」感を持つかもしれない。これは作品の善し悪しというより好みの問題であろう。場面が頻繁に切り替わる割には読みやすく良くできていると思う。

以下 5段階で評価 ユニーク度4 手軽さ4 知識欲満足度1 結末納得度3 引き込まれ度4
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
一生懸命なのに、足りない・・・
本当に不明なら、
まさか・・・・に・・っていう結末を期待していた。

この寂寥感いっぱいの表紙に魅かれ、... 続きを読む
投稿日: 2010/5/2 投稿者: きゅんたも
複雑すぎる設定
この作者が大ファンという人がいたので、初めて作品を読みました。
感想はというと、あまりにもいろんな事を盛り込みすぎで、... 続きを読む
投稿日: 2010/3/19 投稿者: Tochitli
面白かったけど・・・
一見、どれも関係のないように思える事件が最後にパズルのように合わさっていく部分などは、さすが折原氏と思いました。... 続きを読む
投稿日: 2009/10/19 投稿者: ネオネオ
「〜者」の中では一番出来が悪い
断っておくが私は折原ファンである。
しかし、今作品は「ちょっとなぁ」という感じである。
話に無理が多いような気がしてならない。... 続きを読む
投稿日: 2009/10/3 投稿者: 46歳の地図
一気に読み切ってください!
一家失踪事件と連続通り魔事件という一見関係のない二つの事件が並行して語られていき、最後はひとつに繋がっていくというミステリー作品。... 続きを読む
投稿日: 2009/10/3 投稿者: すーさん
混乱する
叙述トリックの一人者として最近知ったばかりで
ハマってます。折原一。
この作品もそうだったんだけど... 続きを読む
投稿日: 2009/5/15 投稿者: マム太
久々に面白かった折原作品
個人的に、折原作品の中では冤罪者以来久々に面白い長編作品でした。
冤罪者以降ありがちだった、「オチでがっかりする」こともなく、最後まで... 続きを読む
投稿日: 2007/7/1 投稿者: キャロライン
かなり複雑に入り組んだ構成
折原一の”・・・者”シリーズは『冤罪者』がものすごく面白かったのだが、それ以降の作品はなんだかいまいちな印象を持っていた。... 続きを読む
投稿日: 2007/1/1 投稿者: なみ
エンターテインメントに徹した、独特の“折原マジック”を堪能する
昨年11月の『グッドバイ'叔父殺人事件』以来の、折原一42作目の最新作である。... 続きを読む
投稿日: 2006/8/12 投稿者: Wakaba-Mark
読みたてホヤホヤ!
またまたはめられました

折原ワールド全快!!です... 続きを読む
投稿日: 2006/8/11 投稿者: ミステリー大好き主婦!
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