シリーズの「民法」「憲法」に比べ少し込み入っている。行政法はいろいろな法律の集合体だから具体的に範囲がある程度決まっている「民法」や「憲法」とは性質が違うのかもしれないが、少しわかりにくさを感じた。著者のきちんと整理しないときがすまない正確なのかもしれないが、記述の重複は最小限に抑えられていて、代わりに「○○のところで語ったので理解されていると思うが」等のようにいろいろなところに振り返り、飛ぶ。その表現が時には少し見下されているように感じることもある。必要なのかもしれないが判例の引用の仕方が少し雑な感じがする。がしかし内容的には地に足が着いていて信頼できると思う。