2年に一度「行列のできる審議会」となる中医協の姿を「桃尻語」を用いて解き明かし読者に提供する一冊です。
「首都圏基幹病院に配置のフリーマガジン「Lohas Medical ロハス・メディカル」。医療と健康に関する情報を発信しています。 」の記者である著者の視点は、既存のマスコミや直接の利害関係者と無縁であるが、フリーマガジンのスポンサーサイドと配置に協力する病院関係者の利害とはやや「遠縁」にあたるようだ。
足で取材しフリーマガジン読者の興味を失わせない文体は、名前は知っているが原典は読まれていない古典を「桃尻語訳」によって現代の読者に提供した橋本治の偉業を思い起こさせる。
既存のマスコミ秩序(大手、専門等々のピラミッド)を揺さぶるフリーマガジン記者の今後の活躍を期待したい。