「4巻かーいよいよ表紙はレオかな?でもあの子糸目で絵面が天文学的に地味だしそれで単行本が売れるかどうかチョッと心配・・☆」と思っていたら、(やっぱり)表紙はスティーブンでした。折り返し要員なんですね・・。『血界戦線』4巻です。
今巻は、クラウスメインの「拳客のエデン」、ギルベルトメインの「とある執事の電撃作戦」、K・Kメインの「Cherchez lidole」の三本が収録されています。
前巻でお目見えしたブローディ&ハマーのような新キャラは登場しませんが、相変わらずライブラメンバーのプロフィールとヘルサレムズ・ロットという謎の多い街の内情描写とを上手く絡めて、この漫画独特の不思議な世界を楽しませてくれます。
主人公なのに台詞が少ないミスター・地味実直クラウス推しの私としては「拳客のエデン」での主人公らしい活躍が嬉しかったです(でも男のロマン色鮮やかな肉弾の宴だったので、拳で語った分台詞は結局少なかったです)。クラウスを巻き込んで事を上手く収めた後のザップに対しレオが発した一言には凄く共感しました・・。
ギルベルトはまさかのスーパーアクション(笑)。ケレン味ゼロのホータイグルグル巻き執事による派手極まりない火力攻勢・・ぜひこの場面をアニメで見てみたいッ!!と思わせられました。
K・Kはびっくり設定が明らかに。意外でしたが、この設定ならキャラクターの日常感や親近感がいや増していいかもですね。というか彼女は何歳の設定なんだろう?
そしてツッコミ常識人こと読者の代弁者レオが異常=日常の街ヘルサレムズ・ロットに段々とまた確実に適応し、アウト・オブ・常識なトラブルに図太く逞しく対処できるようになって来ている様子も丁寧に描かれています(笑)。
ただ今巻は、やや書き込みが少ないというか(画面が見やすいのはいいのですが)、全体にちょっと白めというか、作画面で物足りなく感じる所はあったかと思います。
あとがき漫画は新たな局面を迎え、フェムト&式神さん&レオといういつものメンバーにゲストが参入、期間限定の新コンビ結成です(笑)。大きな震災の後ですし、明るい内容にしようという配慮もあるのかなあと感じました。
何はともあれクラウス、ギルベルト、K・Kのプライヴェートに関しては驚きの新しい情報が盛り込まれていますので、未読の方はお楽しみに。