吸血鬼「金魚鉢男」が人間から血をすするために使う獰悪な金魚「金魚毒」・・・。
吸血鬼退治屋「血潜り」の手によって、「金魚毒」たちは捕獲し隔離されていた――はずだった。
無害化されたかに見えた「金魚毒」たちは、しかし、何者かの手によって再び野に放たれてしまう。
その数、三十三匹。
主人公・葉山昊介、そして「血潜り」林檎は、すべての「金魚毒」を捕えるため奔走する。
撒き散らされた凶暴な「金魚毒」、三度闇から現れる謎の「金魚鉢男」、そして新たなる「血潜り」・・・。
鮮血と雨水に塗れたホラーファンタジーは、さらに仄暗い恐怖を湛えてゆく・・・。
――というわけで、鬼才・阿部洋一先生の『血潜り林檎と金魚鉢男』待望の第二巻です!
ページをめくる度に、とにかく圧倒されます。
あまりにも濃い、濃すぎる登場人物たち、本当にホラー映画を観ているような見事な描写、緻密すぎる描き込み、予想不可能な展開、不条理で不可思議な世界観、端々に見え隠れする狂気。
凄すぎます。
ひとつの漫画として見ると、度を超えて個性的なので、合う合わないはあると思います。
ただ、これが合う人は、一生物の漫画になるでしょう。それくらい魅力的な漫画だと思います。
とにもかくにも、一読の価値あり。
この血塗れの世界観、潜ってみないともったいないですよ!
おまけ漫画も必見です!
◇こんな人にオススメ◇
・泥臭い感じの絵柄が好き
・ホラー映画をよく見る
・独特〜な雰囲気が漂う漫画にレーダーが反応する
・『まこら』『バニラスパイダー』が好きだった
・スク水派
◇こんな人にはオススメできず◇
・理路整然とした雰囲気の物語が好き
・投げっぱなしジャーマンが嫌い
・不気味な画は苦手