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血涙(下) (PHP文庫)
 
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血涙(下) (PHP文庫) [文庫]

北方 謙三
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

闘うことでしか生きられない者たちに勝敗を決する秋が来た。
楊家の男の証である「吹毛剣」を手に戦う六郎に、父楊業の魂が乗り移る。
その剣に打たれたとき、遼国の名将・石幻果の記憶がにわかに蘇る。
遼国に忽然と現われたこの男は、かつて宋遼戦で落馬し、記憶を失い、
遼国に連れ去られた北平寨の将だった。過去を取り戻した石幻果は二つの人生を
抱えてしまった運命を呪い、苦悩する。そんな石幻果に今を生きることを決意させたのは、
父とも慕う耶律休哥である。
一方、戦場で石幻果と出逢った六郎も、石幻果に既視感を覚える。
不安を抱きつつ石幻果に近づく六郎。予感は的中した。
運命に弄ばれる男たちの哀しみを描く慟哭の終章。綾なす人々の憎悪と哀しみが交錯する
衝撃の結末。乱世の終わりを彩る壮絶な物語が、今静かに幕を降ろす。
『水滸伝』に登場する青面獣楊志、楊令が佩く宝刀との奇しき因縁も明らかになる
「北方楊家将」完結編。解説は森福都氏。

内容(「BOOK」データベースより)

闘うことでしか生きられない者たちに勝敗を決する秋が来た。「吹毛剣」を手に戦う六郎に、父楊業の魂が乗り移る。その剣に打たれたとき、遼国の名将・石幻果の記憶がにわかに蘇る。運命に弄ばれた男たちの哀しみを描く慟哭の終章。乱世の終わりを彩る壮絶な物語が、いま静かに幕を降ろす。『水滸伝』に登場する青面獣楊志、楊令が佩く宝刀との奇しき因縁も明らかになる「北方楊家将」完結編。

登録情報

  • 文庫: 410ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2009/4/1)
  • ISBN-10: 4569671942
  • ISBN-13: 978-4569671949
  • 発売日: 2009/4/1
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
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形式:文庫
本当に素晴らしい作品です。この本に出会えたことに感謝しています。個人的に最も印象に残ったのは最後の宋と遼の戦い。悲しいほどに残酷な運命に翻弄される登場人物たちの物凄く熱い戦いに「血涙を流しがらも、笑顔でどんどん読み進める」という相反した感動を同時に抱くという不思議な経験をしました。

激戦の中、石幻果が七郎に言ったセリフ。きっと彼らもまた、僕ら読者と同じで、血涙を流しながら歓喜に震えていたのだと思うと、なんだか妙に嬉しくなった。

悲しみを超えて全ての力を出し尽くした彼らにとって、もはや出自や境遇などは関係なく。生き残った者も、斃れて草原に抱かれた者も共に「幸福」な人生を歩んだのだなぁと心の底から思います。

楊六郎、七郎、白き狼、石幻果。不世出の英傑たちの厳しくも幸福な人生が見事に描かれています!

北方先生、本当にありがとうございました。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
一気読みです 2009/5/29
By
形式:文庫
『楊家将』がすごく面白かったので、つづけて『血涙』上・下を買ってがっつり読みました。
文治国家・宋で軍閥楊家の存続を模索する六郎、苦悩の末に家族を得る石幻果・・・
政治の面白さや家族のドラマと重層的な面白さです。
『水滸伝』や『三国志』は長くてちょっと・・・という方、ぜひどうぞ。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
楊家将から続く楊家の戦いのドラマもいよいよ完結。
下巻は軍と軍の戦いの中も含め「個」の戦いに焦点があたっています。

出自を悟る石幻果の苦悩とそれに向かい合う耶律休哥の父性。
楊家にとっては既に亡い者同士の戦い。
石幻果、耶律休哥、楊六郎、楊七郎の戦いの中で、紙一重のところで勝敗を分けるのは「吹毛剣」。
楊業が魂を込めて鍛えた剣が楊家の血にどのような力を及ぼすのか。

エピローグは、古今東西の小説の中でも特筆モノの美しさと切なさです。
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