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それにしてもこの王妃、強欲で、義弟と不倫の関係を持ち、おまけにフランスをイングランドに売り渡すなど、さすがはフランス史上屈指の悪女!本書はイザボーという人物を描くというよりは、彼女の生きた時代を描くことに重点をおいています。
正直言って彼女にはあまり同情する気になれず、読んでいてつらかったのですが、狂気の夫を持ち、権力闘争が繰り返される中で、もがき苦しみながらせいいいっぱい生きたということは言えると思います。
かのジャンヌ・ダルクが登場した当時のフランスの危機的状況がよく分かるので、ジャンヌがなぜあそこまで「救国の少女」としてまつりあげられたのか、改めて納得できました。
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