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血に非ず―新・古着屋総兵衛〈第1巻〉 (新潮文庫)
 
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血に非ず―新・古着屋総兵衛〈第1巻〉 (新潮文庫) [文庫]

佐伯 泰英
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

六代目総兵衛の活躍した元禄・宝永年間から九十余年。享和二年(1802)、九代目総兵衛勝典は、労咳で瀕死の床にあった。嫡子幸之輔を流行病で亡くし、大黒屋内には直系の者はいない。深川で女郎屋を営む女はかつて勝典を誑かして子を孕んだというのだが。後継について勝典は謎の言葉をつぶやいた―「血に非ず」。あの大黒屋総兵衛が帰ってきた。満を持して放つ待望の新シリーズ第一巻。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

佐伯 泰英
1942(昭和17)年、北九州市出身。日大芸術学部卒。映画・テレビCMの撮影助手を経て、’75年より、カメラマン、ノンフィクションライターとして活躍。’76年『闘牛』を発表。’81年『闘牛士エル・コルドベス一九六九年の叛乱』でドキュメント・ファイル大賞を受賞。’87年、初の小説『殺戮の夏コンドルは翔ぶ』を発表。以降、多数の国際謀略小説、ミステリ小説を執筆。’99(平成11)年、初の時代小説『密命』を発表。以降、人気シリーズを立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 359ページ
  • 出版社: 新潮社 (2011/01)
  • ISBN-10: 4101380465
  • ISBN-13: 978-4101380469
  • 発売日: 2011/01
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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23 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ふみ
前作は既読です。佐伯泰英作品ついては、デビュー当時からチェックしています。
祥伝社からデビュー当時は、鳥羽亮と二人でキャンペーンとか組まれていたっけ。

この新シリーズについてですが、私はもう読まないと思います。
第1巻の内容は後継ぎ探しと新しい敵の登場ですが、もうお腹一杯です。正直おもしろくありません。
表題についても「慢心」ぐらいにしておいた方が良かったのではないでしょうか。

「交代寄合伊那衆異聞」シリーズも途中2巻ぐらいで読まなくなりましたが、
同じ臭いがします。ズバリ、主人公がミスがないほど完璧・無敵に強い、独自の外国&海洋視点です。
これが揃って出てしまうと、もう読む気がなくなりますね。
特に、独自の外国&海洋視点の押し売りにはもう飽き飽きです。

現代の人気作家かもしれませんが、藤沢周平の「蝉しぐれ」みたいな作品は書けないんだろうな・・・
やはり、池波正太郎と藤沢周平は偉大だ。佐伯泰英も書くスピードは凄いと思いますけどね。

もはや、
密命とは何の関係もなくドラゴンボールのごとく間延びしている「密命」はさておき、
「居眠り磐音 江戸双紙」「酔いどれ小籐次留書」「鎌倉河岸捕物控」については、
間延びすることなく、しっかり完結させてくれることを期待しています。
物語の完結の仕方が下手な作家だから心配ですがw

※「居眠り磐音 江戸双紙」も間延びの仲間入りしてるのかなw
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
あの雄編『古着屋総兵衛影始末』が帰ってきた。
前シリーズから100年近く時代が過ぎた。前シリーズの主人公は6代目の鳶沢総兵衛だったのに対して、この新しいシリーズの冒頭は、9代目の総兵衛が死の床にいる。前シリーズで、様々な興奮と感興をもたらしてくれた、駒吉、信之助、美雪、作次郎、箕之吉、おてつといった腕利きの脇役達も当然、誰一人いない。寂寥感とともに愛読者は、本巻を読み進めざるを得ないのである。十一巻という確かな量と時間が、それぞれのキャラクターを私たち読者の胸中に育てた。それらの俤を忍びながらの、新シリーズ突入であるわけだから、ワクワクしたくても、寂しいのである。しかし、この寂しさは、前シリーズへの郷愁であって、本シリーズによってもたらされた訳ではない。こうした逆風の中で、新シリーズを立ち上げねばならないのは、大変困難な仕事であったろう。そして、佐伯泰英は、この困難な仕事に、敢然と立ち向かっている。
瀕死の9代目、めぼしい跡継ぎはない。大黒屋自体、身代を特に増やせないで、この100年弱を過ごしてきたようだ……。全体に暗いトーンから物語は立ち上がる。
暗さが微塵もなかった前シリーズの読者は、この冒頭に面食らうだろう。しかし、この冒頭は、一度、前シリーズの幻影を断ち切るのに必要な暗さだったのだと思う。そして新たに十代目が就任し、今後の大きな物語に必要な第一の条件が整うのである。
本書の続篇の『百年の呪い』を読めば、より著者の意図がはっきりと見えてくる。前シリーズの仇敵だった柳沢吉保との最終対決が、『百年の呪い』で完結するのである。いわば、前シリーズの十一巻『帰還』、この『血に非ず』、そして第二巻『百年の呪い』、この三冊で、本当は前シリーズが完結するのである。そして同時に、この三冊で、新しいシリーズが始まるのである。この『新・古着屋総兵衛』シリーズも大いに期待していいようだ。著者はその布石をすでに丹念に埋め込んでいるように思える。
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13 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
「血に非ず」という言葉を思いついて、

その言葉に著者が酔ってしまった感じを受ける。

私は佐伯泰英の作品はこれが初めてだが、全部こんな感じなのか。

シリーズの導入編ということを差し引いても、もうひとつだなぁ。

なぜって、「ワクワク」感がほとんどない。

子供のときに祖母から聞いた桃太郎や一寸法師のようなものという感じなのだが、

それらの話と比べると、

「ワクワク」感が全然違う。
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