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血と知と地〈上〉―馬・吉田善哉・社台 (MYCOM競馬文庫)
 
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血と知と地〈上〉―馬・吉田善哉・社台 (MYCOM競馬文庫) [文庫]

吉川 良
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

1999年のJRA馬事文化賞、ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞作品。社台ファームの総帥、故吉田善哉の伝記的作品。親から受け継いだ牧場を土台に、戦争をくぐり抜け、広大な土地を獲得して馬産に邁進し、馬以外のなにものにも興味を示さない吉田善哉。その徹底ぶりのすさまじさは、読者を圧倒させずにはおかない。そして歴史的名種牡馬ノーザンテーストとの出会い、ダービー初制覇とドラマは途切れることなく、吉田善哉を巡るたくさんの人々を活写しながら、競馬界の盟主となった吉田善哉という人間を浮き彫りにしていく。単行本でも版を重ねた、競馬文庫に最適な内容を持った本です。

内容(「BOOK」データベースより)

1921年吉田善助の三男坊として生まれた善哉少年。子供のころから馬のお腹から生まれたといわれたほどの馬好き。父からまかされた千葉の牧場。青年善哉の苦闘の始まりだった。結核で兵役は免除されたものの、人も馬も飢え、死と隣り合わせで遮二無二生き抜いた戦中。そして、戦後、父善助の果たせなかった夢を追う善哉の意欲はとどまることを知らず、日本人にはまれな強大なエネルギーで社台ファームを形作っていく、その馬産に賭ける前半生を描く上巻。

登録情報

  • 文庫: 293ページ
  • 出版社: 毎日コミュニケーションズ (2003/10)
  • ISBN-10: 4839912971
  • ISBN-13: 978-4839912970
  • 発売日: 2003/10
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 420,922位 (本のベストセラーを見る)
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5つ星のうち 5.0 競馬バカ一代, 2004/6/30
レビュー対象商品: 血と知と地〈上〉―馬・吉田善哉・社台 (MYCOM競馬文庫) (文庫)
5年ほど前にハードカバーで読んだのですが、通勤中に再読したくて文庫を購入しました。「才能とは、ひとつのこと以外は捨てること」。そうですよね。やっぱり吉田善哉さんはすごいです。それにひきかえ自分自身のなんと情けないことよ。あれもやり、これもやりじゃあ、何事も成し遂げられないですよね。「世間の常識」なんぼのもんじゃい!っていう気概を見習わなくっちゃ。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 吉田善哉という人, 2005/5/31
By 
たこやき21 (東京都) - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: 血と知と地〈上〉―馬・吉田善哉・社台 (MYCOM競馬文庫) (文庫)
現在、日本の競馬界で圧倒的な強さでリーディングブリーダーの座を驀進する社台グループを築き上げた故・吉田善哉氏の生涯を描いた作品。吉田氏との著者との間であった思い出、また吉田氏と交流のあった人々の話を交えながら、その生涯を追って行く。

上巻では、善哉氏の祖父・吉田権太郎が北海道へと移り住んできたところから始まり、戦後、独立して社台ファームとしての独立、そして社台ダイナースクラブの設立までが描かれる。
祖父・吉田権太郎、父・善助譲り気質で、独立後、決して豊と言えない中でも積極的に海外へ出て競走馬の購入を行う。種牡馬ガーサント、そしてワジマ・ノーザンテーストによって安定した経営基盤を手に入れながらもひたすらに攻めの姿勢を崩さない方針。その一方で、普段の強気の陰で、ふと日本で大レースを勝てないことに対する愚痴をもらしたことなど、吉田善哉という男の人間性が現れているようである。
上巻は、そんな社台ファームが上昇気流に乗りはじめる辺りで終るのであるが、この後、一気に上り詰める過程でどうなっていくのか興味深いところだ。

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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 人間の無限の可能性を教えてくれる一冊, 2006/11/28
レビュー対象商品: 血と知と地〈上〉―馬・吉田善哉・社台 (MYCOM競馬文庫) (文庫)
この夏、何年か振りに家族旅行で北海道に行き、ノーザンファームや社台スタリオン、ノーザンホースパークを周った。日本で唯一の世界に誇れる牧場。北海道の数ヶ所に展開し、規模、設備、スタッフの質、繁殖牝馬の質と数、そして世界レベルの種牡馬で日本の競走馬の生産界を圧倒する社台グループ・・・。これを築きあげたのはたった一人の人間なのだと思うと、人間の持つ無限の可能性を「起きた現実」として確かめることができる。なぜここまで偉大なものを築けたのか?文中にその答えは散りばめられている。「才能とは、ひとつのこと以外は捨てること」。そして「捨てる」ためになんの努力も我慢もしないことなのだ。馬以外のことにはまったく興味を示さず、いつも馬のことを考えていた人。馬づくりの理想郷を創ることを心から楽しんだからこその社台グループなのだと思う。ウォルト・ディズニーや本田宗一郎にも通じる本物を創る人の人生が垣間見られる一冊だ。
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