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蟹工船・党生活者 (新潮文庫)
 
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蟹工船・党生活者 (新潮文庫) [ペーパーバック]

小林 多喜二
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (66件のカスタマーレビュー)
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登録情報

  • ペーパーバック: 217ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (1954/06)
  • 言語 日本語, 日本語, 日本語
  • ISBN-10: 4101084017
  • ISBN-13: 978-4101084015
  • 発売日: 1954/06
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (66件のカスタマーレビュー)
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79 人中、68人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 今の時代だからこそ?, 2008/5/23
レビュー対象商品: 蟹工船・党生活者 (新潮文庫) (ペーパーバック)
「蟹工船」は、学生時代に読みました。

ちょうどバブル時代でしたので、読んでもピンとこなくて。

「所詮、昔の話だな…」と、あまり印象にも残りませんでした。

ただ、過酷な労働の代名詞として、「蟹工船」という言葉は使っていました。

が、今、改めて読んでみると、あまりに「現代」とリアルにリンクしていて、これが昭和初期のものとはとても思えませんでした。

数十年の月日とともに蘇った「蟹工船」。

名作の力強さを思うとともに、時代は繰り返すという意味を強く感じました。
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61 人中、52人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 漁師の力強さ・荒っぽさを見事に表した文体, 2005/12/2
レビュー対象商品: 蟹工船・党生活者 (新潮文庫) (ペーパーバック)
文体の荒さが臨場感を盛り立てている。

「監督」に対して鬱積してくる怒り。いつ爆発するのか?読んでいるこちらも緊張してくる。

サボタージュ・ストライキを用い労働者の存在意義を伝えようとする労働者サイド。一方、後ろに付いている巨大な権力を用い、労働者をねじ伏せる監督。

どちらに軍配が上がるのか。本当の意味での勝利とは。

短い本ですのですぐに読み終わります。是非お読みください。
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55 人中、46人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 生々しい労働者の姿, 2008/1/9
レビュー対象商品: 蟹工船・党生活者 (新潮文庫) (ペーパーバック)
 作者名、作品名ともに知れ渡っている作品ですが、個人的に「プロレタリア文学」という背景もあってこれまで敬遠する向きがありました。が、実際に読んでみると、そうした感傷は別の思いに取って代わりました。

 表題作二編に共通して描かれるのは、戦前の末端の労働者の姿です。当時は現在のように、労働組合のようなものが明示的に組織されていたわけではなく(勿論、そうでないものもあるが)、労働者達は企業側に不当ともいえる搾取をされる環境にありました。作中に登場する労働者達は独自に労働争議を起こします。その背景や生活が描かれていきます。

 小説という枠組の中に入ってはいるものの、登場する人物に大きな生々しさ、リアリティを感じました。小説としてももちろん引き込まれるものが多々ありますし、それに加えて当時の労働への背景等が端的にでも窺われ、考えさせてくれる作品だと思います。作者の若くしての死が惜しまれます。
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