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最も参考になったカスタマーレビュー
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
怖くて、美しく、悲しい物語,
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レビュー対象商品: 螢女 (ハヤカワ文庫JA) (文庫)
週末、森の中で過ごすことを趣味とする主人公。ある日森の中の廃屋で、近郊のの中止を訴える電話をとる。 リゾート開発の現場では、奇怪な事件が・・。 友人の学者とともに、電話の主の調査とリゾート開発の中止を 訴える。そこに、主人公の過去が重なり・・・。 前半は、ホラーっぽく怖いです。森の中での原始的な恐怖 がビンビン伝わってきます。 後半、謎が明らかになるにつれて、物悲しさが伝わってきます。 森のシステムの説明や描写も読み所だと思います。
5つ星のうち 4.0
人類は生態系ネットワークに再アクセスできるのか?,
By 微生物屋 (茨城県つくば市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 螢女 (ハヤカワ文庫JA) (文庫)
太古の地球で植物が陸上に進出した際に、これを助けたのはカビなどの菌類であったと考えられている。菌類は植物根に共生して土中のミネラル類や水分の吸収を助け、さらには植物間での物質移動やある種の情報伝達をも媒介しているらしい。そんな植物と微生物のネットワークをベースにしたSFが本書である。生態系が、自らを守るためにリゾート開発を阻止しようとする。そこに「神隠し」、「天狗」などの日本古来の伝説が絡み合って物語りは展開する。主人公は、山神様の使い「蛍女」からありえない方法でメッセージを受け取り・・。生命の頂点に君臨していると信じている人類であるが、その傲慢さは生態系ネットワークからログアウトしてしまったようにすら感じられる。再アクセスのためのIDとパスワードはどこにあるのだろうか?
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