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出版社/著者からの内容紹介
カウンターでゆるり、と時が流れる。≪香菜里屋≫に今日もまた、事件がひとつ。 わだかまっていた謎が、旨いビールと粋な肴で柔らかくほぐされる。 それが当店の「陰謀」なんです。 「螢坂」 すべてを捨てて戦場カメラマンをめざした頃のあの坂道は、どこに消えたのだろうか。 「猫に恩返し」 世田谷線の線路に面して建てられた黒猫ゴン太の顕彰碑。その裏側に、女の顔が浮かぶという噂が……。 「雪待人」 3代続いた画材屋が、いよいよ店を畳むという。待ち続けた1枚の絵は、いつ完成するのだろう。 「双貌」 カウンターの向こうから見つめてくる男の姿が、記憶の底を刺激する。 「孤拳」 若くして逝った「脩兄ィ」の最期の願い... 続きを読む |
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