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5つ星のうち 5.0
静かなる穏やかさ。,
By いじさま (JPN) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 螢の河・源流へ――伊藤桂一作品集 (講談社文芸文庫) (文庫)
時に、本を読むと自分の知らない作家がまだまだたくさんいることを思い知らされることがある。 本書は、まさにそんな感じを与えてくれる作品群だった。 表題二作をはじめ、どの作品にも貫かれているのが 静かであること、そして穏やかであること。 しっかりと抑制が効いた作品には、好き嫌いが分かれるかも しれない。 でも、 この穏やかさは、彼にしか出せない味なのだ。
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5つ星のうち 5.0
伊藤さん,
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レビュー対象商品: 螢の河・源流へ――伊藤桂一作品集 (講談社文芸文庫) (文庫)
現在は時代小説を主に書かれている伊藤さんの、初期の代表作です。 いわゆる戦記ものですが、深刻な内容 ではなくユーモラスでさえあって、 戦争は悲惨で嫌だったけど、笑って しまう出来事だってあった、という 感じなのです。 ですが戦争を肯定する意思はまるでなく、 伊藤さんからすれば、だからこそ嫌なんだ、 ではないでしょうか。 伊藤さんは「悲しき戦記」が岡本喜八監督の 独立愚連隊もの、「血と砂」の原作に使われたり して、古山高麗雄さんと共に異色の戦記作家として 有名でした。 今では限られた読者しか読まない作品に なりつつありますが、戦記ものなんかクラそうで つまんなさそうだな、と思ってる若い人に、 最初の戦記ものチャレンジにうってつけだと 思いますよ!!
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