内容紹介
自然環境、政治、経済から人の心や生き方まで、世界の文明そのものが大きく変わろうとしている今、地球の環境と平和な未来について、若者たちに向けてメッセージを伝えている本です。 著者の正木さんは、熊本で農園を営み、環境と平和を守るために全国に木を植える活動を続けています。(森林ボランティアグループ「森の声」主催) 2007年に行われた「walk9」では、島根県出雲から青森県六ヶ所村まで、原発の立ち並ぶ海沿いを、自然と人の調和を祈り、木を植えながら、賛同するたくさんの若者たちと一緒に歩きました。 2009年9月9日から「walk9/韓国巡礼」として、100日かけて韓国を一周歩きます。今回は、戦争で日本が与えた苦しみに対する謝罪と、日本の若者たちと韓国の人たちが共に歩き、共に祈り、お互いを理解し合い友好を築く巡礼を考えています。 『蝶文明』には、前回の「walk9」のキーワード・グラウンディング(自然回帰)と、今回の「walk9/韓国巡礼」を行なうことになった経緯と日韓の歴史などについて書かれています。
著者について
1945年生まれ。東京教育大学文学部史学科卒。60年代半ばからインドを遍歴し、哲学を学ぶ。 80年に帰農。90年から91年にかけてモンタナ州立大学に招かれ、環境倫理学を講義。農業のかたわら環境問題について執筆や講演を行い、またヴェーダンタ哲学の翻訳などを手がけている。 2000年からwalk9/平和巡礼をおこなう。森林ボランティアグループ「森の声」代表。 著書に『スプリング・フィールド』(地湧社)、『木を植えましょう』(南方新社)、『出アメリカ記』(雲母書房)、『空とぶブッダ』(ゆっくり堂)がある。