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蝶々の纏足・風葬の教室 (新潮文庫)
 
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蝶々の纏足・風葬の教室 (新潮文庫) [文庫]

山田 詠美
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

私の心を束縛し、私の自由を許さない美しき親友のえり子。彼女の支配から逃れるため、私は麦生を愛し、彼の肉体を知ることで、少女期からの飛翔を遂げる「蝶々の纏足」。教室という牢獄の中で、生贄となり苛めをうける転校生の少女。少女は自分を辱めた同級生を、心の中でひとりずつ処刑し葬っていく「風葬の教室」。少女が女へと変身してゆく思春期の感性をリリカルに描いた3編を収録。

登録情報

  • 文庫: 215ページ
  • 出版社: 新潮社 (1997/02)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4101036187
  • ISBN-13: 978-4101036182
  • 発売日: 1997/02
  • 商品の寸法: 15 x 11 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By hakuhi
形式:文庫
「風葬の教室」
幼さの残る少女。けれど度重なる転校を経て彼女の思考は大人のそれと代わらないほどにまで成熟している。
教師がよせる好意が彼女を追い詰めていくが、彼女は教室にいる級友たちを心の中で抹殺することで精神の安定をはかりそれに成功する。

大人と呼ばれる年齢になった今だからこそ恐ろしさを肌で感じる作品。

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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 香桑 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
友達というのは日常生活だと、作者は書く。引越しが多い私には、身近に友達が少ない。

ここは私の居場所ではないのだと、そんな居心地の悪さを、子どもの頃からいつも感じている。

私の大切な友人は、遠くに住む人だった。その人の日常生活に自分がいないことが、悲しかった。引越しを繰り返して末に、今の在所に住んでから時間が経ったけれども、訪ねて来てくれた人は数少ない。彼はその数少ない一人であり、私にはとてもとても特別な人だった。

いつも友人に囲まれている人にはなかなか伝わらなかった、この仲間はずれの感覚を、山田詠美は見事に抽出している。

私が心の中に飼っていた纏足は、同時に、私を地上に繋ぐ重力の鎖となった。それがよい思い出となってから読んだので、思いがけず、「風葬の教室」のほうが「蝶々の纏足」よりも印象深かった。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
2話とも、いわゆる学校、友達の社会の輪にうまく入っていけなくて、でも、ちゃんと自分を持っている女の子の話。

私自身も共感できる部分があったので、繰り返し何度も読み返している本。

読む時期によって感じ方も変わってくる。

「風葬の教室」の主人公のお姉さんのはすっぱな強さと、主人公が想いを寄せる男の子の早熟な男前さが好きだ。
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とても上質な物語
小学校6年生の時に読みました。
私の、考え方の道筋をつくったような、根本から影響を受けた本です。... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: pommier_pomme
ぞくぞく感
いづれの話しも年齢よりもかなり大人びた感性をもつ少女の心のなかを垣間見るような感じがして、読んでいてぞくぞくした。うれしいぞくぞくというのではなくて、怖いモノ見た... 続きを読む
投稿日: 2008/8/13 投稿者: heinami
この本に会えて良かった!!
「蝶々の纏足」は、主人公の気持ちになって読みました。女同士って子供の頃から複雑なんです。いつも周りから可愛がられる子ばかりが得をして、地味で目立たない子はどこか居... 続きを読む
投稿日: 2007/12/9 投稿者: みか
小学生がここまで達観してしまうのか・・・。
『風葬の教室』の主人公は小学5年の女子転校生の‘私’。父親の仕事の都合で転校を繰り返す‘私’は、いつも“退屈な平和”を転校先の学校に対して望んでいた。しかし今度の... 続きを読む
投稿日: 2006/3/7 投稿者: Wakaba-Mark
山田詠美っぽくない短編集
 村上龍を彷彿とさせる,ちょっと遊びを絡めて文章を書いている著者が,まじめに文章を書くと・・・... 続きを読む
投稿日: 2006/2/16 投稿者: 理系の文系
想い出の一冊
個人的には、是非読んでみて欲しい一冊。

ただ、理解できるひともいれば理解できないひともいるだろう。... 続きを読む
投稿日: 2006/1/28 投稿者: 加持啓介
思春期の揺らめきを
是非2回以上読み返してください。

この作品は客観的視点というものが殆どありません、全てが少女の視点で彼女を介して語られます。... 続きを読む
投稿日: 2006/1/25 投稿者: fal
少女時代に誰もが感じること。
... 続きを読む
投稿日: 2005/7/26 投稿者: うるうるハニー
ここまで
少女の残酷で美しい気持ちを生々しく表している小説ってないです。書いてる詠美さんの美意識をもの凄く感じる作品です。本当に女というより女の子な人ですね。山田詠美さんは... 続きを読む
投稿日: 2005/5/14 投稿者: yucot
口承文化のようでいて、在る共感しうる現実。
山田詠美にしては珍しい。
いじめについてかかれている。
社会問題を外国人のようなリベラルな情事で有名な彼女。... 続きを読む
投稿日: 2005/3/22 投稿者: maco_nabeshima
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