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蝦夷拾遺 たば風 (文春文庫)
 
 

蝦夷拾遺 たば風 (文春文庫) [文庫]

宇江佐 真理
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

将来を誓い合った男女に降りかかった突然の災難。だが、長い年月を経たのち、深い絆で結ばれたふたりに奇跡の刻が訪れた―極寒の二月に松前地方に吹く北北西の季節風「たば風」をモチーフとした表題作をはじめ、函館在住の著者が、幕末の蝦夷・松前藩を舞台に描いた、郷土愛あふれる六つの短篇集。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

宇江佐 真理
昭和24(1949)年北海道函館市生まれ。函館大谷女子短期大学卒業。函館在住。平成7(1995)年「幻の声」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。『幻の声 髪結い伊三次捕物余話』及び、『桜花を見た』『紫紺のつばめ 髪結い伊三次捕物余話』『雷桜』『斬られ権佐』『神田掘八つ下がり』は直木賞候補となる。『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞、『余寒の雪』で中山義秀文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 299ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2008/5/9)
  • ISBN-10: 4167640090
  • ISBN-13: 978-4167640095
  • 発売日: 2008/5/9
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By White Spirit トップ50レビュアー
形式:文庫
函館出身の宇江佐さんが地元を舞台に書かれた一冊ということで期待を込めて読みました。
どの作品も時代と運命に抵抗しながらも翻弄され結局は流されて
従わずにはいられない悲しい女性たちが主人公になっています。
悲恋が多く涙が出ました。
悲しいけれど悲恋を乗り越えて生きる当時の女性の心情が細やかに描写されていて
宇江佐さんらしい読み手を飽きさせない構成は素晴らしいです。
感動しました!
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By いせむし トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
幕末の蝦夷(北海道)、松前藩を舞台にした時代小説。
うーん。面白いですが・・・。と思ってしまいました。
ちょっと違うんです。

まず髪結伊三次シリーズなどの作風と異なっています。
伊三次のシリーズが人と人との関係が暖かさを前提に描かれているのに対して、
本作では、時代の変化に翻弄される人々の弱さや儚さを描いています。
その時代感や作品の結末は、
なんというか藤沢周平風です。
乾いた読後感を狙っているのでしょうが、
それは宇江佐ファンとしては物足りないと思う人がいそうです。
じつは私がそうです。
例えば「黒百合」。ラストシーンは果たして血飛沫でよかったのでしょうか、
確かに映画的なビジュアルを強烈にイメージさせる表現力は素晴らしいと思います。
ただ宇江佐真理に求める世界はちょっと違うかなあと。
同時期に文庫化されている「無事これ名馬」の方が、
私は満足しました。
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