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蜘蛛男 (江戸川乱歩文庫)
  

蜘蛛男 (江戸川乱歩文庫) [文庫]

江戸川 乱歩
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

次々と若い女性を誘し、惨殺する恐るべき殺人鬼〈蜘蛛男〉。彼はまず里見芳枝を空家の浴槽で殺し、切断して石膏像に見せかけ、衆目に曝した。次いで芳枝の姉・絹枝の心臓をえぐり、江ノ島の水族館の水槽に浮かべる……! 異常な〈青ひげ〉殺人犯と戦う犯罪学者畔柳博士。乱歩の通俗ものを代表する戦慄の長編。挿絵・松野一夫、林唯一

--このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

美術商・稲垣平造と名のる毒蜘蛛のような怪紳士の正体は?女事務員募集の3行案内にひかれて稲垣のもとを訪れた里見芳枝は、その日から消息を絶った!稲垣のために殺された芳枝の死体は胴・足とバラバラに石膏細工の中にとじこめられてしまった!芳枝と瓜二つの姉・絹枝も稲垣の毒手にかかり、江の島の水族館の水槽内にその死体は浮かべられた!「青ひげ」このおそるべき凶悪犯人の目的は何?不敵な挑戦状を受けて颯爽と立ちあがったのは義足の犯罪学者・畔柳友助博士とその助手・野崎三郎青年であった!

登録情報

  • 文庫: 272ページ
  • 出版社: 春陽堂書店 (1987/08)
  • ISBN-10: 4394301122
  • ISBN-13: 978-4394301127
  • 発売日: 1987/08
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 53,761位 (本のベストセラーを見る)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
奇抜な表現に当初度肝を抜かれましたね
しかし、犯人には騙されました…
狡猾、周到、残虐、こんなに恐ろしい相手をどう追い詰めていくのか…
また、追い詰められるのか…
登場人物が次々に殺されていく様には戦慄します。
手に汗にぎるシーンの連続で読み始めたら区切りをつけるのが難しいです
推理小説の巨匠が書いたこの作品一度読んでみて下さい
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By hoge2 トップ1000レビュアー
形式:文庫
子供向けのりライトバンしか読んだことが無かったのですが、大人向けの本作を読んでびっくりしました。
今の時代だったら、この本の出版はかなり厳しいかなと。
描写もかなりグロテスクですが、何より被害者たちに救いの無いことに驚かされます。ネタばれになるので書けませんが、現代の小説のお約束的な展開から先を読もうとすると、死体の数にびっくりするでしょう。
また、話自体も次々と見せ場を展開しながらスピーディーに進み、読者を飽きさせません。
賛美両論分かれるかもしれませんが、今の読者が読んでも楽しめる水準には十分達していると思います。
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By mutantmogura トップ1000レビュアー
形式:文庫
乱歩の通俗長編第一作として有名だが、実はなかなかどうして面白い。
犯人の正体といい、乱歩が工夫を凝らしたことがよく分かる。
けっして本格ミステリではないが、スリラーとして、当時の読者を相当ハラハラドキドキさせたことであろう。

あの東京12チャンネル(現テレビ東京)の「江戸川乱歩シリーズ明智小五郎」の第一話だったのも、うなずけるものである。
当時中学生だった私は、女性の裸が出てくるだけで、ハラハラドキドキしたものだった。
名優の故伊丹十三が、楽しそうに出演していた。

ストーリーは、とにかく山また山の繰り返しで、息つく暇もないほどである。
もちろん、乱歩得意の迷宮「八幡の藪知らず」のほか、のちの通俗作品のネタの多くがチラチラと出てくる。

世間の評判はあまり高くないようであるが、私は好きだ。
余計なことを考えずに、乱歩の筆が進むままに、迷宮をさまよい、そのタッチに酔えばよいのだ。
ただし、犯人がちっとも意外じゃない。
でもそれもまた、いかにも乱歩らしくて、GOOD!だ。
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