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蜂起には至らず(新左翼死人列伝) (講談社文庫)
 
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蜂起には至らず(新左翼死人列伝) (講談社文庫) [単行本]

小嵐 九八郎
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

27人の死者への祈りを込めた鎮魂の書! 1960年の樺美智子さんから2000年病死の島成郎さんまで。安保闘争、安田講堂、連合赤軍、爆弾テロ、内ゲバ、三里塚闘争……熱い季節の中で倒れた者たち。

内容(「BOOK」データベースより)

死屍累々。六〇年安保の樺美智子さんから、二〇〇〇年病死の島成郎さんまで。ベトナム反戦、安田講堂占拠、よど号ハイジャック、連合赤軍、三菱重工爆破、中核VS.革マル、三里塚闘争―新左翼運動の中で落命し、あるいは自死した者たち。自らも活動家であった著者が、二十七人の死者への祈りを込めた挽歌。

登録情報

  • 単行本: 448ページ
  • 出版社: 講談社 (2007/4/13)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 406275696X
  • ISBN-13: 978-4062756969
  • 発売日: 2007/4/13
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
 樺美智子、岸上大作、奥浩平、山崎博昭、由比忠之進、望月上史、高橋和己、
早岐やす子、遠山美枝子、山田孝、奥平剛士、川口太三郎、森恒夫、前迫勝士、
本多延嘉、斉藤和、中原一、東山薫、谷口利男、戸村一作、佐藤満夫、若宮正則、
田宮高麿、島成郎などの死を小嵐自身の感覚で死別の手紙をしたためている。
しかし、この彼とて、皇室もタブーと同じように、今だに書けないタブーがある
と吐露している。無頼漢を標榜する小嵐九八郎でさえ今だ書けない事柄がワンサ
カあるのが新左翼運動の現実なのであろう。その意味では、この本は消化不良で
読み物としては不完全である。小嵐氏よ、早くこの続編にて、新左翼のタブーを
超えてもらいたい。
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形式:単行本
内容は内ゲバ事件に倒れた諸派の活動家、当時の状況や襲った党派との対立点などについて幾人もの事件をつづったもの。

筆者はいわゆる青ヘルの幹部だった人物。自戒を込めとにかく第三者的に諸事件をフラットに報告したものだ。

これをして内ゲバの克服に資そうとか、自己批判まみれ坊主ざんげの羅列のような境地から書かれたものではない。
当時はこうした細かい「新聞報道のような」事情が表には出ず、ひたすら襲った党派は「誇大妄想狂」のように機関紙で報じ、対するに襲われた側はいかにも「痛くもかゆくもない」かのように装うといった、よく言えば宣伝戦略。悪く言えば負け惜しみでしかレッキとした殺人事件の重みを手先で片付けてきた。

そうしたやる前もやった後も、人命軽視の日常化があれだけの支持を自ら振り捨てて来て今にちに至った。
先に触れたがこの本の意味はそうした取り繕いでもなんでもなく、当時、当然周知でなければならないヒトの痛みや、同士を失った重みをそのまま伝えたという(だけの?)意味。それだけでも貴重な、知っておくべき文献なのである。

自分自身も、当時報じる立場にあった者として、この程度の事実経過を明らかにしようとしただけの筆者が、執筆中に某派(複数?)からの脅迫や妨害を受けたようだが、イカニモあいつらなら…と、こうした行為を遮ってきた卑怯者どもの”いまだ健在”ぶりを知り、あえて、『それならば出版の価値あり』と、本書の存在価値を”追認”するプロモーション結果となっているのは痛烈な皮肉である。

負けずにもっと続編を書いて欲しい。
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