コンサートで初聴でしたが、前奏ですでに名曲の予感がしました。
戻せない「時」
儚い「時」
唯一無二の「永遠」
それらを「蛍」に例えて歌う。
加えて「光と影」「あなた」
飛散してしまいそうな「言葉」を鬼束ちひろは一曲のなかに美しく配置しています。
無形なはずの「時」を、鬼束ちひろはその手で優しく包んでいるかの様です。
だから悲しさの中にも「優しさ」を感じてしまうんでしょう。
余計に泣けてしまうのですが。
映画は曲と相俟って、さらに涙を誘うのでしょう。
蛍は鬼束ちひろを「大人の女性」に感じてしまう曲です。
今思えば「月光」はある種「悟っているようで悟っていなかった」
けど信ずるが故の強さ。「若さ」と言ってもいいパワーがあったと思います。
「月光」の頃の自分を認めつつ受け入れつつ、今を主張している気がします。
PVもただ痩せているだけではない、すごくシャープになって大人の女性になってます。
「母性」と言っても良いかもしれません。
彼女もまた、この抗っても戻れない「時」の中で、今を生きてるんだなと感じました。
これからも「今」の鬼束ちひろを歌って行ってほしいです。