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蛇 (講談社学術文庫)
 
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蛇 (講談社学術文庫) [文庫]

吉野 裕子
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

古代日本人の蛇への強烈な信仰を解き明かす注連縄・鏡餅・案山子は蛇の象徴物。日本各地の祭祀と伝承に鋭利なメスを加え、洗練と象徴の中にその跡を隠し永続する蛇信仰の実態を、大胆かつ明晰に論証する。

内容(「BOOK」データベースより)

古代日本は蛇信仰のメッカであった。縄文土器にも活力溢れる蛇の造形がたくさん見られる。蛇に対する強烈な畏敬と物凄い嫌悪、この二元の緊張は注連縄・鏡餅・案山子など数多くの蛇の象徴物を生んだ。日本各地の祭祀と伝承に鋭利なメスを入れ、洗練と象徴の中にその跡を隠し永続する蛇信仰の実態を大胆かつ明晰に検証する意欲的論考である。

登録情報

  • 文庫: 326ページ
  • 出版社: 講談社 (1999/5/10)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061593781
  • ISBN-13: 978-4061593787
  • 発売日: 1999/5/10
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 哲学する河童 トップ500レビュアー
形式:文庫
古来から日本では、蛇は信仰の対象となったり嫌悪の対象になったりした。

筆者はその理由を解き明かそうとする。

そのためにまずは、蛇の生態から話を進めていく。

蛇の外見はもちろん、食生活や交尾の仕方が、日本人の蛇信仰に大きな影響を与えているからである。

縄文人や弥生人の間では蛇は穀物の神であったり、または山の神であったりしたらしい。

原本は約30年前に出版されたものなので、今ではもっと研究は進んでいるのだろうが、日本人の蛇に対する信仰をこれだけまとめた本ということで、貴重な一冊なのではないだろうか。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By マッキー トップ1000レビュアー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
太古の日本人と蛇とのつながりをあらゆる点から考察しつつ それを実証するため丹念に調べられた蛇の生態の実相に驚愕した。そして 注連縄をはじめ信仰のさまざまな場面いや日本人の生活・人生そのもに蛇や蛇の生態が象徴化されて組み込まれている事実に驚いた。しかも著者は40代50代になってからエネルギッシュに日本各地を歩き確証をとっている。また言語的な面からも膨大な歴史の中に表れる蛇に関することばを探し出し推理論証している。ときおり 無理があるな?と思うようなものもあるが多分後年それらは別の著書で違った考察として載っているのかもしれない。とにかくこの本で 蛇そのものを見る目が変わった
このレビューは参考になりましたか?
14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 志村真幸 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 1979年に法政大学出版局から出た単行本の文庫化。
 日本民俗学における蛇の研究としては古典的な一冊。
 古代日本の蛇信仰について、山、鏡、鏡餅、脱皮、蛇巫などの側面から切り込んでいる。蛇の鱗やとぐろを巻いている姿などの「形態」の類似性から論じる傾向が強い。古代の資料のほか、現代まで続く各地の祭なども考察に利用されている。
 しかし、あまりにもこじつけ、牽強付会と感じられる箇所が少なくない。たとえば、関西の丸餅は蛇の卵を模したものだとか、ホオズキは蛇の眼に似ているとか。そういった不充分な論拠から議論を組み立てていくので、ちょっと結論も信頼できない。
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