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蛇行する川のほとり (中公文庫)
 
 

蛇行する川のほとり (中公文庫) [文庫]

恩田 陸
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

夏の終わりの演劇祭に向けて、舞台背景の絵を仕上げるために「合宿」を始めた少女たち。だが、少女たちは気づかなかった、運命の歯車が回り始めたことを……。恩田ミステリーの傑作長篇。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

憧れの存在であった高校美術部の上級生・香澄と芳野の二人から、夏休みに演劇祭の舞台背景画を描き上げるための「合宿」に誘われた毬子。胸躍らせて「船着場のある家」に赴いた彼女を待ち受けていたのは、遠い夏の日に封印されたはずの秘密だった…。ノスタルジーの語り部・恩田陸が紡ぐ永遠の少女たちの物語。

登録情報

  • 文庫: 347ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2007/6/25)
  • ISBN-10: 4122048699
  • ISBN-13: 978-4122048690
  • 発売日: 2007/6/25
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 255,926位 (本のベストセラーを見る)
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17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 夏休みに新聞にのった何気ない事件の中身, 2007/6/30
レビュー対象商品: 蛇行する川のほとり (中公文庫) (文庫)
文庫ファンの方お待たせいたしました。遂に登場文庫サイズ。
既にコミックサイズ・新書サイズをお持ちの方要注意です。

初回3冊に分けられた話も一冊にまとまってます。
内容構成は3章+終章

登場人物は主に高校生男女6名です。
各章とも一人の少女の主観で語られていきます。
だから行動もどういう考えでその発言をしたのかも心の動きも全部わかります。
なのに次章に移ると判らなくなります。
自分が先ほどまで理解し、心を投影していた彼女は?そもそも理解したと思った事が間違いだったのか?
登場人物達もそれぞれお互いを理解した、している、と思ったのにしらない一面をみせられ迷路にはいります。
それでも理解するために、信じるために、少女達は夏休みを過ごしていき、そして一つの過去との決別をはたします。
そんな少女達にひきづられように少年達もまた過去を見て過去との別れをはたします。
まさに恩田陸さんです。
六番目の小夜子が好きな方には特にお勧め。
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16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 素敵な作品です。, 2006/1/6
レビュー対象商品: 蛇行する川のほとり (単行本)
夏のお話しです。夏休みに合宿をする少女達。
私は、冬真っ只中にこの作品を読みました。
冬なのに、夏の情景が、夏の匂いが、夏の暑さが、夏の光が
ぶわーっと、私に迫ってきました。冬だからこそ、だったのか
もしれません。かつて少女だったことのある私はこの作品を、
懐かしい気持ちで読みました。その懐かしむ気持ちと、
夏を思う気持ちが何となく似ていたのかもしれません。

文章や会話のひとつひとつが、丁寧に選ばれた言葉で、丁寧に積み重
ねられています。その積み重ねによって、「少女」が描かれています。
「少女から大人になる一瞬」について書かれた作品をたくさん読んで
きたはずなのですが、これ程自然にすんなり自分の中にはいってくる
ことは、今までになかったです。少女特有の目線・葛藤・感情・決意、
どれもに静かに納得し、懐かしさを感じました。
ミステリー部分はこれらのことを表現する「手段」に過ぎないような気すら
します。

素敵な本です。
本を閉じてなお、作品の香りがほどよくまとわりつきます。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ぞくぞくする。, 2006/7/29
レビュー対象商品: 蛇行する川のほとり (単行本)
 装画からしてとても美しい。そのイメージのまま読める。

夏の光にさらされて、ゆるゆるとほどけていく謎。

少女達の痛いほどの絆。それが織り上げる結末。

現実には在り得ないからこそ、憧憬として残る物語。

少しずつ、大切に読みたかったのに、一気にひきつけられてしまった。
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