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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
首筋に纏わり付くようなおぞましさ,
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レビュー対象商品: 蛇棺葬 (講談社ノベルス) (新書)
物語にはっきりとした解決を求める方・「ホラーかミステリかはっきりしろ」という方には、お薦め出来ないかもしれません。不透明であるがゆえの恐怖。理解を拒む故の釈然としない気分の悪さ。そういったものを楽しめる方には、魅力ある一冊だと思います。 所謂推理ものとしての部分は「とってつけたような」印象もありますが、続巻の『百蛇堂・怪談作家の語る話』の中で、それは新たな恐怖を誘うエピソードとなります。 この『蛇棺葬』を隅から隅まで読んだ後で『百蛇堂』を読めば、或いは本の半ばで、主人公も気づかない「真実」に思い至れるかもしれません。そういう意味では、この本は上質なホラーであると同時に、やはりミステリでもあります。 封印された幼い日の記憶。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
民族伝承とミステリーの合体?,
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Amazonが確認した購入(詳細)
レビュー対象商品: 蛇棺葬 (講談社ノベルス) (新書)
参考文献を見ると、この話を書くためにかなり学術的下調べをしていることが分かる。そして本文にも現地調査のあとがうかがえる箇所がたくさんあってひとつの民族学本としても楽しめた。そして確かに旧家と言われる家の歴史は多かれ少なかれ周りの人たちの犠牲や羨望・嫉妬・妬み・差別感が縦横無尽にからみあっていることを肌で感じる。その肌感覚を劇画的に描いている本である。蛇に対する根源的なイメージは説明されなくても、われわれの体の奥底に共通の感覚としてうごめいていることが分かる。ミステリーというよりも学術書として十分楽しめた。ミステリーとしての形としては説明が多すぎ、また文体や表現が画一的でが甘い気がするから作者の真の意図は別のところにある気がする。作者の他の本を読破して彼の真意を見つける方がミステリアスかもしれない!
12 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
ストーリーが破綻。,
By カスタマー
レビュー対象商品: 蛇棺葬 (講談社ノベルス) (新書)
数行の内容レビューから日本の土着的な因習にからむ怪奇譚を期待したのですが…幼少時代から少年時代、あまり記憶がないと言いながら百巳家での少年時代の回想は事細かく、 百蛇堂の闇の場面など読者を怖がらせようと言葉の羅列が繰り返され恐怖感より苛立ちを感じてしまう。 それに行ってはいけない場所に不自然に何度も行ったり、ワープロ原稿の為か、 意図的に雰囲気を出したい為か必要以上の漢字変換がさらに読む気を削いでしまう。 さらに突然怪奇譚は古典的探偵推理小説に変わり、トリックを暴いたり、それでもホラー味を残したりしながら唐突に終わる。 作者、編集者は、この本を本当に納得して出版したのか多いに疑問が残る。
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