あらゆる楳図漫画映像化作品の内、記念すべき第1作目にしてナンバーワンに評したいのがこの作品。
「赤んぼう少女」をベースに、「ママが怖い」「ミイラ先生」「紅グモ」他などをミックスした映画だけのオリジナルストーリー。
言い表せば、『楳図漫画・映画mixヴァージョン』という感じでしょうか?
楳図先生本人もチョイ役で出演されています。
1968年公開作品。
この映画は後に楳図先生の手によって漫画化もされており、漫画⇒映画⇒漫画 という経緯を持つ異色作。
(その経緯は封入のライナーノーツに書かれています)
モノクロの画面は、楳図漫画の原稿をそのままフィルムに焼け付けたような感じで雰囲気バッチリ!
今のホラー映画のように派手な見せ場や特撮は無いが、そのチープさが逆に怖さと不気味さを倍増させてます。
初期の楳図怪奇漫画が好きだという方はぜひ観て下さい。
この作品は過去にビデオソフト化されているが、今回のDVD化にあたりリマスターされ、かなり映像の綺麗さもUPしています。
劇場予告はこのDVDが初収録で、楳図ファンは映像特典のギャラリーが必見です!
公開当時に楳図先生が描き下ろされた、単行本などにも載っていない『蛇娘と白髪魔』のイラストが数点収録されてます!!
パッケージシュリンクに貼られた『UMEZZ!50』のシールに描かれた、へび少女のイラストも(感涙)
DVDの内容には大変満足しましたが、ジャケットデザインがあまり好きではないのでこの★の数にしました。
ちなみにこの映画の同時上映は、なななんと!『妖怪大戦争(大映版)』。
当時の子供はこんな名作映画を2本立ててで観られて、なんて幸せだったのだろう(笑)
そしてこの『蛇娘と白髪魔』の次に予定されていたのは、実写版の『猫目小僧』だったらしいです。
あの当時に作られた猫目小僧がどんなだったか、それも観たかったですね!