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蛇を踏む (文春文庫)
 
 

蛇を踏む (文春文庫) [文庫]

川上 弘美
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (36件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

商品の説明

第115回(平成8年度上半期) 芥川賞受賞

出版社/著者からの内容紹介

女は藪で蛇を踏んだ。蛇は女になり食事を作って待つ。母性の眠りに魅かれつつも抵抗する、女性の自立と孤独。芥川賞受賞作他二篇

登録情報

  • 文庫: 183ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (1999/08)
  • ISBN-10: 4167631016
  • ISBN-13: 978-4167631017
  • 発売日: 1999/08
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (36件のカスタマーレビュー)
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 抜群な個性を発揮する作家, 2005/1/21
レビュー対象商品: 蛇を踏む (文春文庫) (文庫)
表題作『蛇を踏む』は、第115回芥川賞受賞作品である。
この文庫には、『蛇を踏む』『惜夜記』『消える』の3編が収録されている。

著者のあとがきで書かれているが、作品は「うそ」で書かれ、そして「本当」でも書かれている。
とりわけこのバランスが絶妙で、理解しようとする努力もあっさりと放棄すると、その独特な世界観をもって受け入れられる。
この世界観に浸れるかそうでないかで、作品に対する評価がわかれるところか。
浸れれば不思議と心地よさを得られ、避けてしまえばきっと読むのも苦痛に変わってしまうだろう。
事実、芥川賞選考の際にも選考委員の間でも評価が大きく割れたと記憶している。

3つの作品をあえて好き嫌いで分けるなら、わたしは『惜夜記』を1番好きな作品に挙げる。
『惜夜記』は黄昏から夜明けまでを、2~3ページの技巧的な短編の積み重ねで綴るのだが、これが不思議と淡白で面白い。
著者は何とは断言できないが、読者がゆだねられる何か不思議な魅力を持っているのだと思う。

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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 意味不明は意味を求める読者を罠にはめる, 2010/7/20
レビュー対象商品: 蛇を踏む (ハードカバー)
この作品には意味が存在しない。でも読者はどこかに意味があるのではと読み進める。読めど進めど意味は見えず、尚更意味を求めてどんどん読み進めていく。だが意味を見出せないままに気付けば読み終えている。意味不明な物語は意味不明なまま終る。

だが、これはある種の作者の術中にはまったと言える。読者は本に意味を求めるものだ。その習性を逆手にとって、引き込まれるような意味不明を散りばめてある。そして読者は罠にはまり読み進める。よく考えたものだ。勿論それに気付けなければただのつまらぬ話。「なんだこれ」で終ってしまうのである。これからこの作品を読む方はそれを心の片隅に置いてから読めばつまらぬ読後感得ずに済むだろう。

なお表題作は
【第115回(1996年上半期)芥川龍之介賞】受賞作。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 説明書下さい。, 2010/9/16
レビュー対象商品: 蛇を踏む (ハードカバー)
結論から言うと私は全く駄目でした。
物語の情景を頭の中でイメージして見るのですが全然分からない。
途中で放り出すのは嫌なので何とか無理矢理読み切ったと言う感じです。
他のレビュアーの方達はちゃんと掴めている方も多い様なので、一概にこれ全然
駄目だとは言えません。
ここを読んで大体の感覚を身に付けてから読めばまた違っていたのだと思います。
あとがきでうそばなしについて記述されていますが、読後は作者の言う、このうそばなし
の遊び方の説明が欲しいと思ってしまいました。そんな個人的な遊び分からんよ、と。
でもそれを言ってしまえばこの本の面白さを無くす事になるのでしょう。

これから読もうとしている人は、この作品の糸を掴んだ方達のレビューを見てから
読むと良いのではないでしょうか。
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