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虹色の貧困―L・G・B・Tサバイバル!レインボーカラーでは塗りつぶせない「飢え」と「渇き」
 
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虹色の貧困―L・G・B・Tサバイバル!レインボーカラーでは塗りつぶせない「飢え」と「渇き」 [単行本]

竜 超
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

レズビアン、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシュアル(異性・同性どちらも愛す者)、トランスジェンダー(心の性と身体の性が一致しない者)の4つのコトバの頭文字を合わせた「L・G・B・T」。性的少数者の組織イメージを高め、「存在」を可視化する。名を得ることで、新たなコミュニティの誕生を目指し、悩みを抱えた「同志」と出逢い、連帯を促進する。衣食住に困らないレベルの生活を維持する権利を獲得するために。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

竜 超
通俗ライター。1964年静岡県生まれ。1995年より『さぶ』『アドン』『薔薇族』等、主要ゲイ雑誌で小説を発表。2003年より『バディ』にてコラムの連載を開始。その他、ゲイ向けPCゲームのシナリオを共同執筆するなど、ゲイカルチャーの喧伝・情報発信を積極的に展開。2005年、復刊された『薔薇族』のスーパーバイザーを務める。2007年4月、三度目の復活を果たした同誌の副編集長就任。企画・取材・執筆・デザイン・組版・販売を単独でこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 197ページ
  • 出版社: 彩流社 (2010/07)
  • ISBN-10: 4779115493
  • ISBN-13: 978-4779115493
  • 発売日: 2010/07
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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By LGBT
形式:単行本
この本を読み終えたとき、「風穴が開いた」と思いました。

BARやCLUB文化が華やかかりしゲイコミュニティにおいては、お金を持たない者が「孤独」に陥って行く傾向を本書は鋭く指摘。結果、「貧困」と「孤独」とが表裏一体のものとなり、「孤独」に陥った若者が、ある者は自傷行為に走り、またある者は人権利権と結びついたゲイリブ(本書内では「虹色カルト」と名づけられている)の歩兵として動員されていく・・・。その仕組みと過程を克明に物語っています。

こうしたゲイリブの旧態依然とした体制を批判するとき、その批判は本当は「体制」への批判なのに、なぜか「ゲイリブそのものへの批判」とすりかえられて受け取られることがとても多かったように思います。
この本の画期的なところは、本書内で批判されるのはそうしたゲイリブの「体制」であって、ゲイリブそのものではないという立場を明確にしたところで、批判の作法を心得ているところです。

大切なのはリブよりも自分の生活だし、そもそもリベレーション運動というものは「自分の生活を良くするため」の運動なのであって、組織のために自分の資源を滅私奉公するような運動を「カルト」とまで言い切った本書には脱帽。拍手を送りたい気持ちです。
ぜひ、これからコミュニティに出て行く若い世代の方たちなどに読んでいただきたい一冊です。
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