ルビー文庫長寿モノ、タクミくんシリーズ5冊目!これ単品でもぜひ読んで欲しい逸品です。タクミくんシリーズは恋心に切なくなれる素晴らしい作品です。特にこの『虹色の硝子』は私の中でもシリーズのベスト3には入ります!なにもかも完璧なのに常に周囲の人達を思いやれる大人な高校生ギイと天然なのに時々はっとするほど鋭い感性豊かなタクミくんとの恋が山奥の全寮制男子校で綴られていきます。その脇キャラもいい!今回は一見目立たないけど周りの雰囲気を居心地よくする同級生の片思いがメインとなります。彼は難病に侵されて死期間近です。現実でもいい人ほど早く死んじゃいませんか?そんな彼が片思いを成就する…その過程が泣けます。自分が死んでしまうのに、自分を好きになってくれた愛おしい相手に好きと伝えていいのか。その葛藤が読んでて痛いほど伝わってきます。そしてそんな思慮深い彼からみた、ギイとタクミくんの関係を語るシーンも大好きです。
BLって恋愛のある種の究極型を表現してると思います。『この人だから好き!だから男でもかまわない!』って。すごい純愛。ファンタジー。でもだからこそ読みたいんですよね♪タクミくんシリーズはそんな純愛欲求をフルに満たしてくれます!本屋では入手しにくいです。ぜひぜひ!