御大ロニーの訃報に接して三日間聴きまくったが、結論は30年前と全く変わらない。・・・名盤だ。
リッチー、ロニー、コージーという3人のがっぷり組んだ緊張感がひしひしと伝わってくる。今もそこで火花が散っているようなケミストリーの存在を感じる。だからこそ、何年経っても色あせることがないのだろう。
改めて思ったが、コージーのドラミングの凄さよ。リッチーもかなりのテンションでプレイしているが、完全に喰われている感がある。そして、ロニーだ。ギターソロの後に入ってくるヴォーカルの迫力には背筋がゾクゾクする。リッチーとコージーを相手にこれだけの存在感を示せるのは、やはりロニーを置いてないだろう。そして彼のキャリアの中でも本作は最高の名唱となっている。
後のRAINBOWの数々の傑作が(好き嫌いは別として)本作に敵わないとすれば、それはやはりこの二人の存在が生んだケミストリー以外にあるまい。彼らはただ歌うだけでもなく、ただ叩くだけでもなかった。このような名盤を生み出した歴史的邂逅に、ただただ畏怖の念を禁じえない。そして、二人ともすでにいないのだということが未だに実感できないでいる・・・。