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虹―世界の旅〈4〉 (幻冬舎文庫)
 
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虹―世界の旅〈4〉 (幻冬舎文庫) [文庫]

吉本 ばなな
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 560 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

レストラン「虹」。海辺の故郷そっくりの素朴で丈夫な心で瑛子はフロア係に専心していた。だが、母の急死で彼女の心は不調をきたし、思わぬ不幸を招く。踏みつけにされる動植物への愛、身に迫る禁断の想い…。瑛子は複雑な気持を抱え、念願のタヒチに旅立つ。今、美しい島で瑛子に深く豊かな愛が蘇る。確かな希望の訪れを描いた傑作長編。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

吉本 ばなな
1964年東京都生まれ。「キッチン」で海燕新人賞を受け、デビュー。「TUGUMI―つぐみ」で山本周五郎賞、「不倫と南米」でドゥマゴ文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 205ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2005/04)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4344406524
  • ISBN-13: 978-4344406520
  • 発売日: 2005/04
  • 商品の寸法: 15 x 10 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
虹は吉兆 2005/8/29
形式:文庫
作者による文庫版あとがきによりますと、世界の旅シリーズは本作でひとまずお休みなのだそうです。
シリーズ前作『不倫と南米』も良かったけど、これも大変良いです。

タヒチアンレストランで大好きなウエイトレスの仕事を長年やってきた主人公は、母親が亡くなり、多忙で体調を崩したり何やかやで、休暇を取ってタヒチに一人旅しています。
滞在先で回想するのは日本を出るまでにあったいろいろなこと。
亡き祖母や母のこと。恋する人への迷いと後悔。将来への不安。

仕事好きな真面目な女子に、疲れたときにお勧めしたい本です。

東京で世話する庭木や犬猫の生命力、愛情。
タヒチの海や魚たちの作る、美しく素晴らしい世界。
人間の心の美しさ、強さ。
丁寧に生きること。心に忠実に、素直さを持って。
などなど、ばななワールドが展開されている、と感じました。

巻末にはタヒチ旅行の写真と日程表つき。
作品中にも登場する「レモン色の小さなサメ」の写真もあります。
原マスミさんの表紙と挿絵も雰囲気があり、素敵です。

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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
働く姿 2005/8/18
By 魚介
形式:文庫
主人公の女性が、自分の働く店のオーナーであり、家政婦をする家の旦那を「ご主人様」とずーっと呼んでいたことにすごく違和感を感じました。しかしそれは、結末への長い伏線であることに気がついた時、その違和感が解き放たれました。それまで感じてきたいろいろな束縛から自由になった気がしました。この物語の主人公、水上瑛子さんはそれを見つけるためにタヒチへ行ったんだと思った。無意識にも。
主人公とその母、祖母の三世代の「働く」=「生きる」姿が美しいと思った。
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By meggy
形式:文庫
世界の旅シリーズの第4弾です。
今までの作品、すべて読んできましたが、この「虹」が個人的には一番好きです。主人公の性格、動植物への想い、ご主人様への淡い想い。
真実とは何か?ということを考えさせられました。
人を愛するということ、人に愛されるということ。とかく、私たちはこれらのことを難しくしがちです。しかし、どんなことよりも一番シンプルに考え、その考えに従い行動することが、どんなに大切なことか・・・。改めて考えさせられました。
作者の絶妙な情景描写、すばらしいです。タヒチの自然が目の前に浮かんできます。読後は誰でもタヒチに行ってみたい!と思うはずです。
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